インスタグラムを代表とするSNSで主婦から絶大な人気を誇るコストコのオキシクリーン。
ズバリ!その人気の秘密は、
オキシクリーンに漬けおきするだけ(オキシ漬けするだけ)で
白いものはより真っ白に!ピカピカなものはよりピカピカに!蘇らせてくれるからです~☆
というわけで!
今回は、オキシ漬けのやり方をまとめました。
- オキシクリーンの使い方。どうやって洗ったり、お掃除すればいいのか?
- オキシクリーンは、どんな時に使えるのか?
- そして、どんな効果があるのか?
以上3点を中心に書いていきます。
オキシクリーンを使えば、手抜きしているのにバッチリ家事をこなしている主婦に見られちゃいます(*´∇`*)
私が実際にオキシ漬けした体験談やビフォアーアフターの写真も添付していきますので、オキシ漬けのやり方をばっちりマスターしちゃいましょう。
オキシ漬のやり方~これさえ知っておけば家中ピカピカ~
オキシクリーンってなに?成分は?
そもそもオキシクリーンは、酸素系の漂白剤で、漂白・除菌・消臭の効果があります。
「漬けておいておくだけで、ゴシゴシ洗うよりキレイになる!」
「お洗濯だけでなく、お掃除にも使えて汎用性が高い!」
「塩素系の漂白剤のように鼻にツンとくる臭いがない!」
など、コストコユーザーさんがSNSで驚きの洗浄効果を投稿したことで爆発的な人気となりました~☆
私が愛用しているコストコのオキシクリーンはアメリカ製。
その主成分は
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 炭酸ナトリウム(水軟化剤)
- 界面活性剤(エトキシレート・アルコール)
- 柔軟剤
過炭酸ナトリウムにお湯を溶かすと、大量の泡が発生するんですが、この泡が汚れや黄ばみ、臭いなどを水に溶かしてくれます☆
さらに!コストコのアメリカ製のオキシクリーンには、界面活性剤が入っているので、さらに泥汚れや油汚れに強い洗浄効果があるんですよ~。
ちなみにオキシクリーンには2種類で、アメリカ製と中国製があります。
中国製には界面活性剤が入っていないので、あまり泡立ちません。
また界面活性剤が入っていない分、洗浄効果が低いです。
失敗しないためにオキシ漬けする前にチェックすること!
オキシクリーンは家の中の物をピカピカに!汚れ物を新品同様の状態にしてくれる万能洗剤だと評価されています。
だけど・・・実は万能ではなく、洗えない物があったりします。
洗えない物を洗ってしまうと、変色したり、はげたり、縮んだりして劣化させて失敗してしまい、元通りにはなりません。
オキシ漬けする前に、必ず洗えるものなのかチェックしておきましょう。
オキシクリーンで洗えない主なもの
- ウール製品、ウール混紡製品
- ペルシャ絨毯
- 絹(シルク)
- 麻・麻混紡製品
- 天然革・合成皮革
- アルミニウム
- 天然木
オキシクリーンをお洗濯に使う場合は、衣類などの表示タグを見て、お洗濯OKであればほとんどのものが洗えます。
ただ、ボタンやファスナーなど金属がついている服は、変色したり色落ちする可能性があるので注意してください。
他にも、
靴の一部がレザーになっているもの。
シルクの靴下、下着。
アルミニウムの換気扇。
木のフローリング
などは、オキシクリーンは使えません。
ここを押さえておかないと、オキシ漬けしたけどキレイにならないだけでなく、サビさせてしまったり、変色したして、失敗してしまいます。
逆にこのポイントさえ押さえておけば、あれもこれもキレイにできるので安心ですよ。
コストコのオキシクリーン 使えるものと使えないものまとめ
オキシ漬けのやり方
オキシクリーンの基本的な使い方である「オキシ漬け」のやり方を説明しますね。
- 容器にオキシクリーンを入れる
- 1の容器に40℃~60度のお湯を入れる
- 2をしっかり溶かしてオキシ溶液をつくる
- 汚れの落ち具合を確認しながら20分~6時間放置(オキシ漬けする)
- 衣類は洗濯機で洗う。他の物はしっかり水洗いして乾かす
容器にオキシクリーンを入れる
オキシ漬けしたい物が少量であれば洗面器。大量にある場合はバケツを用意してください~。
1~2枚のハンドタオル、2~3足の靴下くらいなら大きめの洗面器でOK!
それ以上の量になると10Lのバケツのほうが、オキシ漬けしやすく洗浄・漂白効果も高いです。
バケツはダイソーやセリアで売っている100均で十分です☆
バケツの裏に容量が書かれているので、チェックしてみてください。
量については、こちらの記事を参考にしてください!
オキシクリーンを入れた容器に40℃~60度のお湯を入れる
洗面器やバケツなどの容器にオキシクリーンを入れたら、次にお湯を入れていきます。
ポイントはお湯の温度です!
オキシ漬けのお湯の温度は、40℃以上60℃未満にしてください~。
なぜかというと、一番効果が発揮できる温度が40℃以上60℃未満だからです。
オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムは、お湯に溶かすと泡(酸素)が発生するのですが、この泡が頑固な汚れや黄ばみなどのシミを落としてくれる働きがあるのですが
お湯の温度が40℃~60℃の時が一番安定して、一定量の酸素を1~2時間にかけて出し続けてくれるので、効果が高いのです。
お湯の温度が低すぎると、粉が溶けにくいので泡がでずないから、効果が半減してしまいます。
これではもったいないですよね。
逆に温度が高すぎると、一気にドドっと酸素が放出されてしまい、長時間出し続けてくれないので、すぐに効果がなくなってしまうというワケです。
なので私は、夏場は給湯器の温度を50℃。冬場はすぐにお湯の温度が下がってしまうので、60℃に設定してオキシ溶液をつくっています。
▼ オキシクリーンをお湯をつけると酸素が発生して泡ができる。この泡が洗浄・漂白・消臭する
▼ お湯の温度は夏場は50℃。冬場は60℃に設定する
オキシクリーンを完全に溶かしきるコツ
オキシクリーンは完全に溶かしきりましょう!
なぜかというと、オキシクリーンの粒の状態で残っていると、酸素(泡)が発生しないので、効果が半減してしまうからです。
オキシクリーンを完全に溶かしきるコツは、オキシクリーンを入れた後にお湯を入れることです。
オキシクリーンを容器に入れてから、蛇口をシャワータイプにして、お湯をオキシクリーンにぶつけるようにあてながら、もう片方の手でかき回すと、粉の状態で残りにくいです。
容器にお湯を入れた後オキシクリーンを入れるより、断然溶けやすく、溶け残りが少ないので、ぜひお試しください~。
粒が残っているかどうかは、容器のなかに手を入れると、ザラザラとした感触があるのですぐに分かります☆
少量なら手でお湯を混ぜるだけで溶けます。
大量に残っているなら、泡だて器を使ってまぜると、溶かしやすいです。
オキシ溶液のなかに手を入れるときは、必ずゴム手袋かポリ手袋をはめてください!
オキシクリーンは弱アルカリ性なので、手のたんぱく質を溶かしてしまい手荒れの原因になります。
うっかりオキシ溶液を触ってしまい、手がヌルヌルになってしまったら、お酢がクエン酸をつけると中和されて落ち着きます(*´∇`*)
その後ハンドクリームを塗ってケアしておきましょう~。
私はケアせずに放っておいたら、手が乾燥してがさがさになっちゃいました!
一度ガサガサになってから、ハンドクリームを塗ってももとの状態になるまでに1週間以上かかったので、面倒だと思っても手袋をはめておけばよかった・・・と後悔しました。
面倒だと思ってもオキシ溶液は直接手で触らないほうが良いです。
もし、うっかり触ってしまったら、早めにケアしたようがお肌のために絶対いいですよ!
20分~6時間放置(オキシ漬けする)
オキシ溶液の効果は40~60℃のお湯にオキシクリーンを溶かした時、20分以上6時間以内です。
長く放置しておけば、より汚れが落ちます。
20分経過して汚れが落ちていないときには、様子を見ながらオキシ漬けしましょう。
特に色柄物は素材によって色落ちしてしまうことがあるので、長時間は禁物です。
オキシクリーンの主成分である過酸化ナトリウムは、6時間以上経つと効果がなくなるので、漬けおきしても意味はなくなります。
6時間しか効果がないということは、残念ながらオキシ漬け液は作りおきできないです。
必要な時、必要な分だけ作りましょう~!
▼ 長時間つけることで、汚れの落ち具合が変わるので様子を見ながらつけおきする
▼ 6時間経つと効果がなくなるので、つくりおきはできない
洗って乾かす
衣類などの洗濯物であれば、洗濯物だけを取り出して、洗濯機に投入して普通に洗えばOKです。
茶渋汚れがついた食器や水筒は、水で十分に洗い流して乾かしましょう。
オキシ漬けをやってみました!
頑固な汚れ・黄ばみ・シミのついた衣類
子供の靴下って、洗濯機で毎日洗っていても薄黒くなっちゃいますよね・・・。
色が汚くなるだけで、穴は空いていないし、ゴムもへたっていないから、捨てるにはもったいない・・・。
そんな靴下は、真っ白にはならないけど、かなり白さがよみがえります(*´∇`*)
オキシクリーンで靴下を洗ってみた!黒ずみや汚れ・臭いはどうなる?
靴下だけオキシ漬けするなら洗面器で十分です☆
週1くらいのペースでまとめてオキシ漬けして、一気に白くしちゃいましょう~。
上履き・スニーカー
ゴシゴシ洗うのが面倒な靴。
洗ったら洗ったで、すぐに乾かない・・・。
一生懸命洗っても、すぐに汚して帰ってくる・・・。
汚れているのを見て見ないふりをしたくなる典型的なものですよね。( ̄. ̄;)
オキシ漬けすれば、ゴシゴシ力を入れて洗う必要がなく、さささ~とブラシでこするだけで驚くほど白くなります。
オキシクリーンの使い方☆スニーカーと上靴をオキシ漬け洗いで説明
うたまろ石鹸を使った靴の洗い方☆靴洗いで失敗しないポイント
オキシ漬けするだけでキレイになります~。
やりがいあるので、面倒な靴洗いも楽しくなりますよ。
漂白・除菌したいもの(スリッパ)
トイレのスリッパって、ばい菌・雑菌いっぱいいそうですよね。
そのまま洗濯機に入れると、洗濯機が汚くなりそう(-_-)
オキシクリーンは漂白効果があるだけでなく、除菌効果もあるので、オキシ漬けでしっかり除菌してから洗濯機に入れて洗っています☆
洗えるトイレのスリッパの洗い方☆洗濯機で洗うときに気をつけること
細部まできれいにしたいもの
- 水筒
- キッチンシンクの排水口のゴミ受け
- お風呂場の排水口のゴミ受け
きれいに洗っているつもりでも、細部まできれいにしづらい物も、オキシ漬けにもってこいです~!
水筒は、奥の方までしっかり洗えます☆
またカビになりやすい蓋のパッキン部分や、凹んでいる部分も、オキシクリーンなら楽々手間なしです。
ただ、丸洗いできない水筒もあるので、水筒をオキシ漬けするときは、その点にご注意ください~!
詳しいやり方は、こちらにまとめています。
また、毎日きれいに洗っているつもりでも、すぐにヌメッとしてしまう排水口の汚れ。
週に1度の頻度でオキシ漬けすると、汚れが定着しにくくなるので、毎日のお手入れが楽になります。
嫌な臭いもしなくなるので、ぜひやってみてください!
オキシクリーンの購入方法
日本製のオキシクリーンは、ドンキホーテ、ヴィレッジヴァンガード。
中国製のオキシクリーンは、コストコで購入できます。
店舗で買うならコストコがいちばんリーズナブルで量も多いのでおすすめ。
お近くにコストコがない場合は、ネット通販でお買い求めください。
使ってみたいけど、大容量サイズでは多すぎる!
試しに使ってみたい!というあなたには、お試しサイズもありますよ(*´∇`*)
まとめ
ななおは「漬け置き」と聞くと、なんとなく準備するのが面倒そう。
待ってる時間がイヤだな~、なんて思っていました。
だけど、オキシ漬けは、オキシクリーンをお湯を溶かすだけ(*´∇`*)
きっちり時間を計らなくても大丈夫なので、めちゃめちゃハードルが低かったです☆
ゴシゴシ体力と時間を使ってお掃除・お洗濯するより、よっぽど手間なくキレイになるのでやりがいもありますよ。
あちこち。
そしてあれもこれもオキシ漬けしたくなっちゃってます。
ネットで検索すると、オキシ漬けで失敗しちゃった!という記事を見かけますが、この順番に覚えていけば大丈夫です☆
- オキシ漬けできるもの・できないものを把握する
- オキシ漬けのやり方を覚える
- 新品に状態に蘇らせたいものをオキシ漬けする
オキシ漬けできないものをオキシ漬けしなければ、失敗することもありません。
安心してオキシ漬けに挑戦してみてください~。