新築時の壁紙(クロス)選びって、楽しいけど、難しいですよね。
カタログを見て「この壁紙可愛いな~。」と思っても、実際に完成したらどんな仕上りになるのか、イメージできないから、不安・・・。
失敗したと後悔しても、すぐに貼りかえることもできないから、できれば壁紙選びで失敗したくないですよね?
そこで家作りを経験したななおが、
- どうやって壁紙を選んでいったのか
- どうしたら壁紙選びで失敗しないのか
- 思い通りのおしゃれな部屋になるのか
新築時の壁紙の選び方を7つのポイントにまとめました☆
このポイントさえおさえておけば、失敗せずおしゃれな部屋になりますよ(*´∇`*)
新築の壁紙の選び方!失敗せずおしゃれな部屋に仕上げるポイント
壁紙の選び方のポイントは
- はじめにクロス選びのルールを決める
- おしゃれだ!と思った壁紙のサンプル品を取り寄せる
- 狭く閉鎖的な空間は冒険しても失敗しないので好きな壁紙を選ぶ
- 壁紙の特徴を知る
- 完成見学会でこだわりや失敗談などを聞く
- おすすめの壁紙や人気の壁紙を聞く
- プロに相談する
では順に説明していきます
はじめに壁紙選びのルールを決める
家族みんなの家だから「家族全員の意見を取り入れよう!」と思ったら、泥沼にどっぷり浸かってしまって抜け出そうにも抜け出せない最悪な状態になってしまいます。
キッチンは北欧風なのに、ダイニングは純和風。
で、続きにあるはずのリビングは、ブルックリン・・・なんてかんじで、バラバラ。
「同じ空間なのに統一感がなくなっちゃう!」なんてことになりかねません。
子供が保育園くらいの年齢ならまだいいけど、
小学生にもなると自我が芽生えてくるので自分の意見を主張しようとするし、
主張したことが通らないと、ダダをこねたりしますよね?
家族であろうと、全員の意見がまとまることはまずありません。
なので、キッチン・ダイニング・リビング・トイレ・サニタリールームなどの共有部分は「夫婦」で決める。
部屋はその部屋を使う人が、クロスを選ぶ、なんていうかんじで、はじめにルールを決めておくと良いです。
おしゃれな壁紙のサンプル品を取り寄せる
長い間カタログとにらめっこしていると、何が良いのか?だんだんと分からなくなっちゃうんですよ。
「あれもいいけど、これもいいな」とか。
気になったクロスに付箋を貼っていくと、付箋だらけになってしまう・・・。
カタログに載っている小さな写真では、部屋全体のイメージが沸きづらいし、質感も分かりません。
なので気になったクロスは、どんどんサンプル請求をして入手しましょう。
少なくとも実物が手に入るので、カタログより得られる情報も大きいです。
「実物を見たらちょっとイメージが違ったな?」
「これは絶対どこかに使いたい!」
と、思うもの。
絶対出てくるので自分好みのクロスを絞っていきましょう。
触り心地や感触はどうか?傷がつきやすいかどうか?も、チェックすると良いですよ。
一見頑丈そうなクロスでも、ちょっと爪でひっかいただけで、傷ができちゃうものもなかにはあります。
狭く閉鎖的な空間は冒険しても失敗しないので好きな壁紙を選ぶ
開放的な共有の空間である、廊下や階段、リビングダイニング。
つまりお客さんが見えたときに、通られるような空間っていったほうが分かりやすいでしょうか。
そういった場所は、一般受けする壁紙。人気が高く無難な壁紙にすると良いです。
アクセントが欲しいな~という部分の壁だけ、色を加えてあげるっていうのはアリなんだけど、センスが必要。
失敗する可能性がなきにしもあらず、なのでアクセントの壁を作りたいときは、プロに相談すると失敗しません。
その変わり子供の部屋や寝室。
あと、トイレ、サニタリールーム、クローゼットの中、などの閉鎖的な空間は、冒険して奇抜な壁紙を選んでも失敗しないのでOKです。
クローゼットの中など、人目に触れない場所はむしろ冒険したほうが楽しいです。
みんな同じじゃつまらないので、思いっきり冒険しましょう!
「注文住宅にしてクロスを選ぶ権利を手にしたのだから、好きなクロスにしなくちゃ損!」くらいの気持ちで思い切って遊んでもいいですよ。
トイレやサタリールームも、他の部屋も、ドアや引き戸で仕切っちゃえば別空間となるので、遊び心満載でいいです~☆
壁紙の特徴を知る
壁紙の色が白だと、部屋が明るくなるので、部屋全体が広くかんじられます。
白色は膨張色。錯覚ですが広くかんじます。
子供部屋が白いと殺風景な感じがしてしまうので、特に女の子のお部屋は色が薄めのパステルカラーを全体に貼るのがオススメ。
パステルカラーや薄めの色を1つの壁だけ貼っても、違いが微妙だから分からないんですよ。
目立たないので、全面が良いです。
逆に濃い色を使いたいときは、1つの壁をアクセント壁にして他は白い壁にするといいかんじになりますよ。
濃い色のクロスを部屋の全面に貼ると狭い感じがします。
コレも錯覚ですが・・・圧迫感が半端なくあります。
天井に濃い色を持ってくると、天井が低くかんじます。
なのであえて、寝室の天井を濃い目の色にするというのは、アリ。
だけど、ある程度広くないと窮屈な部屋になっちゃうので、頭の片隅にでもおいといてくださいね。
完成見学会でこだわりや失敗談などを聞く!
モデルハウスの壁紙も非常に参考になります。がしかし、お値段が高い壁紙が貼ってある可能性が高いので、同じ壁紙にしたいと思っても、予算オーバーになってしまう危険性があります。
あなたが家を建てるハウスメーカーさんや工務店さんに
「完成したお宅があったら見学させてくださいね~」とか、
「入居者訪問させてください」とお願いしておいて、見せてもらうといいですよ。
「濃い色のクロスを全体的に貼ると、圧迫感があるな」
「パステルを一部に貼っても、あまりピンとこないな。」
「ほほう。こんなところにこんな壁紙を持ってくるとは~」
なんて、めちゃめちゃ参考になります。
もし施主さんにお話しが聞けそうだったら
「どこに力を入れましたか?」
「こだわりは?」
「失敗した~と思ったことは?」
なんて、質問してみてください。
なんでもいいですよ。
あなたが知りたいと思ったこと、なんでもいいです。
きっと、家作りに関する苦労話から成功談まで、いっぱい話してくださいますよ~。
おすすめの壁紙や人気の壁紙を聞く
サンプル品を取り寄せても、なかなかサンプル品から部屋全体のイメージをつかむことって難しいんですよ。
ショールームに行くとカーテンのようにクロスが並んでいて、ぱぱぱぱ~と見ることができるようになっています。
クロス選びで失敗したくないなら、ショールームに行って大きいサイズのクロスを見たほうが絶対いいですよ。
サンプル品では「コレに決めた!」と思っていても、ショールームで見ると「イメージが違う。こっちのほうがいい。」と思うものが絶対あります。
スタッフさんに、「北欧風のクロスでオススメのものを教えてください。」とかね。
話しかけると教えてくれるので、ちょっと話をするだけでも、参考になることは沢山あります。
できれば家族全員で行って見たほうがいいだけど、もし一緒に行けなかったらスマホで写真を撮って見せるだけでも、いいからしてあげてほしいなと、思います。
壁紙選びで絶対に失敗したくないなら、プロに相談しよう!
新築の家ともなれば、絶対失敗したくないですよね。
プロのインテリアコーディネーターさんに相談しちゃいましょう。
サンゲツさんだったら、ホームページから希望日時を指定して申し込むだけ。
ショールームに行かなくちゃ行けませんが、現物を見ながら無料で相談できます。
しかもクロスだけじゃなくて、フロアータイルとかフロアーマット。
つまり床と壁、両方をコーディネートしてもらえるので、助かりますよ~。
ただ大人気なので、土日は1ヶ月ほど前に予約しないと、空きがありません。
早めに予約しておきましょう。
ななおは希望の土日に空いてなかったので、岐阜から名古屋のショールームまで1人で車で行ったのですが・・・
「こんな素晴らしいアイデアをくださってありがとう!」と本気で思いましたもん。
奇抜なね。蝶々がデーーーンとあるようなクロスを選んでね。
「これはどうかな~?」と、工務店の方に首を傾けられようとも、サンゲツのコーディネーターさんがOKをくれたので、強行突破!
結果的にイメージ通りでした。
家族でね。
「これはどうかな?いいかな?」と悶々として悩んで「大丈夫かな~?」と心配する日々を送るより、
プロに相談して、アドバイスをもらって決めたほうが安心できます。
なにより太鼓判を押してもらえるので、安心できるという精神的なことも大きいです。
まとめ
新築時のクロス(壁紙)選びで失敗しない7つポイントは
- はじめにクロス選びのルールを決める
- おしゃれだ!と思った壁紙のサンプル品を取り寄せる
- 狭く閉鎖的な空間は冒険しても失敗しないので好きな壁紙を選ぶ
- 壁紙の特徴を知る
- 完成見学会でこだわりや失敗談などを聞く
- おすすめの壁紙や人気の壁紙を聞く
- プロに相談する
クロス選びは、家作りの中でも「一番楽しい作業」でもアリ「一番苦労する作業」でもアリます。
でも7つのことを知ったあなたは、もうクロスに関する知識はばっちりです!
7つのこと全てやるのは、面倒だし難しいかもしれません。
けど、知っているか知らないかで、大きな差がつきます。
またやるか、やらないかで、さらに大きな差がつきます。
なのでできれば、1つでも多くやってほしいです。
苦労すれば苦労するほど、時間をかければ時間をかけるほど、愛情たっぷりな家が完成しますよ。
クロス選びを乗り越えたら、もうゴールは目前です。
あとちょっとです。頑張ってください~☆
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