毎週子供が学校から持って帰ってくる上履き。
「汚いから洗わなくちゃいけない!」とは思っても、靴洗いはかなりの重労働。
できればやりたくない家事の1つですよね。
特に泥まみれのスニーカーは、手間をかけて洗ったわりに、いまひとつキレイに汚れが落ちなくてガッカリしちゃいます。
が、しかし!
オキシクリーンで靴を洗うと、ゴシゴシしなくても真っ白に☆
簡単なのにきれいに汚れが落ちるので、嫌だった靴洗いが楽しみになってしまったくらいです(*´∇`*)
そこで今回の記事では、
「オキシクリーンを使った靴の洗い方(靴のオキシ漬けのやり方)」
「オキシクリーンの靴洗いで失敗しないポイント」
を、ご紹介します。
オキシ漬けで失敗しないポイントさえ押さえれば、上履きだけでなくスニーカーや運動靴などにも応用可能です。
しかも、ダイソーなどの100均で売っているオキシウォッシュも基本的な使い方は同じです。
是非色々な靴をオキシ漬けで漂白してみてください!薄汚れた靴が真っ白になるので病みつきになりますよ(*´∇`*)
>> オキシ漬けのやり方まとめ!これだけ押さえておけば家中ピカピカ<<
オキシクリーンで靴を洗っても大丈夫?
オキシクリーンは、お掃除の達人「家事えもん」さんがお掃除用として紹介されて一躍有名になった洗剤!
でも、もともとはお洗濯用に作られた洗剤なので、靴を洗っても大丈夫です(*´∇`*)
オキシクリーンは、黄ばみの原因となる汗や皮脂を分解したり、泥汚れを落とすことが大得意!
汚れを落とすだけでなく、漂白・消臭・除菌効果もあるので、靴洗いには、もってこいの洗剤です☆
オキシクリーンの靴洗いで失敗しないポイント
オキシクリーンが洗濯用の洗剤です。
でも、だからといって、全ての靴を洗えるわけではなく、オキシクリーンのパッケージにはこのように書かれています。
つぎに該当するものは洗えません。
ウール、ウール混紡、シルク、シルク混紡、革、ドライクリーニング表示のある衣類、
宝石・アクセサリー類、ラテックス塗料、カゴ製品、塗装のない木細工品、ジュート、チーク材、仕上加工された木製品には使用しないでください。
金属はつけ置かず、直ちに水ですすいでください。
サビ、ペンキ塗料されたもの、漂白で既にダメージのあるものには使用しないでください。
浄化槽への排水可。
上の内容に該当することが靴の一部にあれば、その部分の色が落ちたり、色移りする、などのダメージを受けることがあります。
オキシクリーンで靴を洗って、失敗してしまうと元通りにすることはできないので、オキシ漬けする前には、必ず靴の素材を確認しましょう~!
◆ オキシクリーンで洗えない靴
- 皮靴
- 合皮の靴
- エナメル素材でできた靴
- 内側にウールがついているなど、ドライクリーニング表示のある靴
- ファスナーやフックなど金属がある靴
- ボタンやビーズなどデリケートな素材が装飾されている靴
オキシクリーンの靴洗いで失敗しないポイントは、洗う前に靴の素材や装飾の有無をチェックすることです(*´∇`*)
子供の上履きや、運動靴、白いスニーカーなど、シンプルな靴であれば大丈夫です☆
オキシクリーンで靴を洗うために必要な物
靴をオキシ漬けするために、必要なものは
- オキシクリーン 40g(オキシウオッシュ)
- 汚れた靴(オキシ漬けできる素材のもの)
- 40~60℃のお湯 4L程度
- 靴をオキシ漬けする容器
- ゴム手袋
- 靴用のブラシ(使い古した歯ブラシ)
- 中性洗剤
- 雑巾
順に説明していきます。
オキシクリーン
オキシクリーンには中国製とアメリカ製の2種類ありますが、基本的にどちらも使用方法は同じ。
また、ダイソーなどの100均で買えるオキシウォッシュも基本的な使い方は同じです。
わたしは、コストコで買ったアメリカ製のものを使っています。
コストコのオキシクリーンなら、靴2足で40gは必要です。
汚れがひどいときや、漬けおきする容器によっては、もう少し多めにしたほうがいいかな~と思いますが、この辺は臨機応変で大丈夫です。
汚れた靴(失敗の心配がないもの)
必ずオキシクリーンに対応した素材の靴だけをオキシ漬けするようにしましょう!
失敗したら困るような、お気に入りの靴や高い靴はやめておいたほうが無難です。
また色柄物の靴は、素材によっては色落ちしてしまうことがあります。
はじめてオキシ漬けする靴は、オキシ漬けしたら放置するのではなく、10分、20分と靴の状態をチェックすると、手遅れになる前に中断することができます(*´∇`*)
40~60℃のお湯
オキシクリーンは40~60℃のお湯に溶かしてオキシ漬け液をつくり、漬けおきするために使います。
水でも熱湯でも効果が半減。オキシ漬けには40~60℃のお湯が最適です
靴2足であれば、4Lくらいのお湯が必要です。
オキシ漬けする容器
靴とお湯が入るだけの容器を準備してください。
わたしがオキシ漬けする時は、百均で買った大きいサイズの洗面器か10L用のバケツを愛用してます。
オキシ漬けするためにはあると便利なので、1つは買っておくと良いですよ。
容器は百均で十分です。
ゴム手袋
オキシクリーンの成分は、弱アルカリ性。
水やお湯に溶かすと、ぬるぬるします。
このぬるぬるを素手で触ると肌が乾燥してがさつくので、ゴム手袋など手を保護するものを使わないと手あれなどの原因になります。
なくてもオキシ漬けできるといえばできますが、ゴム手袋はあったほうが良いです。
靴用のブラシ(使い古したブラシ)と中性洗剤
靴をオキシ漬けすると、汚れを浮かび上がらせてくれます。
なので洗い流すだけでも、白くなるんですが、人手間かけて中性洗剤をつけながら、ブラシでゴシゴシするとさらに真っ白になりますよ。
上履きの汚れは、汗や皮脂の汚れ。
家にある洗剤の中で、油汚れに効果が高いのはキッチンにある中性洗剤~☆
というわけで、上履きの汚れは、油汚れに強い食器を洗ったほうが、洗濯洗剤より汚れが落ちるのでオススメです。
洗いあがりの白さ雲泥の差が出ます。
ブラシは使い古して毛先が広がった歯ブラシでもいいけれど、ブラシ部分が小さいので時間がかかります。
なので、100均の靴用のブラシで良いので、靴専用のブラシがあると便利です。
スニーカーや運動靴の紐の部分は歯ブラシのほうが使い勝手がよいので、靴専用のブラシと歯ブラシ、両方あるとなお便利です。
雑巾
雑巾は靴を洗ったあと、乾かすときに使います。
具体的には靴を干すところで説明していきますね。
オキシクリーンでの靴の洗い方!オキシ漬けで靴を漂白してみよう!
靴のオキシ漬けのやり方は、つぎのとおりです。
- 靴に泥がついていたら、乾いているうちに取り除く
- ぬるま湯につけて汚れを簡単に落とす
- オキシ漬け液を作る
- 靴をオキシ漬けする
- 靴用のブラシでこする
- 靴についているオキシクリーンを洗い流す
- 靴を干す
では、順に説明していきます。
靴に泥がついていたら、乾いているうちに取り除く
靴に泥がついていたら、乾いている状態で取れるだけの泥を取っておいてください。
泥は水に濡れると靴の繊維の中に入り込んでしまうので、泥汚れは、乾いていたほうが落としやすいです(*´∇`*)
シャワーで靴の汚れをざっと落とす
乾いた状態で落とせるだけの泥を落としたら、シャワーで靴の汚れを洗い流していきます。
軽い汚れであれば、ぬるま湯で落ちます☆
オキシ漬け液を作る
靴の下洗いが終わったら、靴を漬けおきするオキシ漬け液を作っていきます。
バケツに40g~80gほどのオキシクリーンを入れて、60℃に設定したお湯をシャワーでオキシクリーンめがけてかけていきます。
オキシクリーンの量は、汚れのひどさで調整してくださいね(*´∇`*)
するとモコモコモコっと泡がでてきます。
4Lくらい入れ終わったら、底にとけ切れなかったオキシクリーンがザラザラとたまってるので、そのザラザラがなくなるまで、ゴム手袋でスリスリしたり、かき混ぜてオキシクリーンを完全に溶かします。
ゴム手袋が短いと掻き混ぜている時に、お湯が入って来てしまうので、注意してくださいね。
泡だて器を使って溶かすという手もあります(*´∇`*)
オキシクリーンの40gというのは、オキシクリーンに付属されているスプーン1杯分。
デジタルスケールを持っている方は、デジタルスケールで測ってもOKです。
で、4Lのお湯の量は、2Lのペットボトルで水をあらかじめためておいて、その位置がわかるように目印としてテープをピタっと貼ってあります。
一回目は面倒だけど、2回目以降はその目印のテープまでジャジャーとシャワーのお湯を入れるだけだから、簡単ですよ。
靴をオキシ漬けする
オキシクリーン+お湯で作ったオキシ漬け液に、そぉーっと下洗いした靴を入れます。
靴は浮いちゃうので、上に何かをのせて浮かないように重石するとよいです。
時間は20分以上、6時間以内。
それ以下でもそれ以上でも効果は期待できません。
わたしは、効果を最大限活かしたいので少なくとも4時間以上は漬けおきしています。
靴用のブラシでこする
オキシ漬けした後、オキシ漬け液から取り出すと、もしかしたら「あれ?あんまり落ちていないな~」と思うかもしれません。
というか、わたしは思います・・・。
ですば、靴用のブラシでゴシゴシこするとあら不思議!
みるみる白くなっていきます~☆
汚れが浮かびあがっているので、力をこめなくてもキレイになりますよ。
そこでさらに!
中性洗剤+靴用のブラシでこすると、さらにドンドン汚れが落ちて白くなるのでおすすめです。
気持ちいいほどキレイに汚れが落ちて白くなります。
やってみると、楽しくなっちゃうくらい白さが蘇ってピカピカになるので、ぜひお試しください(*´∇`*)
靴についているオキシクリーンをしっかり洗い流す
オキシクリーンは弱アルカリ性なので、しっかり洗い流さないまま天日干しすると、せっかく白くなった靴が黄ばんでしまいます。
なので、完全にぬめりがなくなるまで十分に洗い流しましょう~。
洗い流した後は、洗濯機に入れて脱水したいところ。
ですが、靴のために洗濯機が壊れるのは悲しすぎるので、わたしは洗濯機は使っていないです。
靴を陰干しする
しっかり洗い流したつもりでも、もし靴にオキシクリーンの成分がついてしまった状態で天日干ししてしまうと、紫外線とオキシクリーンのアルカリ性の成分が反応して、靴が黄ばんでしまいます。
なので風通しのよい場所で陰干ししましょう~。
靴だけじゃないんですけど、洗濯物は濡れている時間が長いほど、雑菌が繁殖してしまってイヤな臭いが出たり、カビが生える原因になるので、洗ったらすぐに干すのが鉄則ですよ~。
上履きは室内干しでも1日もあれば乾きます。
が、問題なのは運動靴やスニーカー・・・。乾きにくいです。
つま先の部分に薄手のタオルや雑巾、ペーパータオルを丸めて、靴の中に入れると形も整うし、乾きが速くなるのでオススメ です。ぜひ試してみてください(*´∇`*)
小学校の指定の上履きだったら、部屋干しでも1日あれば乾きます。
靴をオキシ漬けする前とした後の写真はこちら
まず、オキシ漬けする前の上履き
全体的に薄汚れてます。
毎週中性洗剤で洗ってても、この汚れは落ちませんでした。
そしてこちらが靴を洗い終わった後
(写真だと分かりにくいですが)毎週洗っていたのは、なんだったのか・・・と思うくらい、薄汚れてたのがキレイになりました☆
そして、問題の運動靴(スニーカー)
ひどいですね。( ̄□ ̄;)!!
見て見ぬふりできないレベルです・・・。
それが、どうなったかというと
こんなに汚れる前に洗っておけば、もっと白くなったんでしょうけど、履くことができるくらいまでにはキレイになったんじゃないかな~と思います。
オキシクリーンで靴を洗う時のポイント
オキシクリーンで靴を洗う時のポイントは次のとおりです。
- しっかり泡立てる
- 乾いている時に落とせる泥を落としておく
- オキシ漬けした後、ブラシでこするとさらにきれいになる
- ゴム手袋を使い手荒れを予防する
- 靴の素材をチェックするとオキシ漬けで失敗しない!
- 色柄物の靴は様子を見ながらオキシ漬けする
- しっかりすすいだあと陰干しすると靴が黄ばまない
再度おさらいのために、まとめておきますね。
しっかり泡立てる
オキシクリーンは、お湯をかけただけでは完全に溶けきらないことがあります。
溶けきらないままでは、効果が発揮せずもったいないので、ゴム手袋をはまえた手で攪拌させ溶かしきりましょう。
靴が乾いている時に落とせる泥を落としておく
靴に泥がついている時は、乾いている状態で払えるだけの泥を払って取り除いておきましょう。
泥は濡れると繊維の奥の方に入り込んでしまうので厄介です。
なので事前に乾いているうちに泥を落としておいたほうが楽ですよ。
オキシ漬けした後、中性洗剤をつけてブラシでこするとさらにきれいになる
靴はオキシ漬けしただけでも、白くなります。
ですがオキシ漬けして汚れが浮かび上がっている状態で、中性洗剤をつけてブラシでこすると、さらに白さが映えます☆
ゴム手袋を使う
オキシクリーンはアルカリ性なので、そのまま手で扱うと手が溶けて荒れてしまいます。
予防のために必ずゴム手袋をはめて作業してください。
靴の素材をチェックする
オキシクリーンは洗濯用の洗剤なので、靴ももちろん洗えます。
ただ色落ち、色移り、劣化などダメージを与えてしまう素材があるので、オキシクリーンで洗う前には必ず素材をチェックしましょう!
失敗すると元通りにはならないので注意してくださいね。
色柄物の靴は様子を見ながらオキシ漬けする
オキシクリーンは酸素系の漂白剤なので、色柄物は素材によって色落ちしてしまうことがあります。
なのでいきなり何時間も放置せず、10分、20分と様子を確認しながらオキシ漬けしてください。
しっかりすすぐ
オキシクリーンが残っているぬるぬるの状態で、天日干しすると、紫外線を浴びて黄ばんでしまうことがあります。
なので、たっぷりの水でしっかりすすいでください!
上履きや靴を洗濯機で洗っていいかどうかは・・・取扱説明書で確認するのが一番かな・・・と思います。
たぶん、ドラム式だとNGの可能性が高いんじゃないかな?
それでも靴用の洗濯ネットが売っているので、洗濯機で洗っている人もいる、ということでしょう。
最終的には、自己責任・・・だと思います。
ちなみにななおは、洗濯機で洗ったことがあります。
けど、上履きの汚れがきちんと落ちたかっていうと、あまりにキレイにはならなかったです。
靴用ではなく、普通のお洗濯ネットをつかったせいか、上履きの底がベリっとめくれちゃいました。
たまたまだったのかな~と思って、またやったんですけどね。
やっぱり劣化は早かったので、あまりおすすめはできないです。
5年でドラム式の洗濯機の調子が悪くなったのは、もしかしたら上履きを洗っていたせいかも。( ̄□ ̄;)!!
またできれば、陰干しで風通しの良い場所が良いです。
オキシクリーンで靴洗いして思ったこと
靴ってゴシゴシ洗っても、なかなか落ちないんですよね。
あまりゴシゴシ手荒なことをすると、靴の方が悪くなりそうだし「せっかくきれいにした!」と思っても雨が降ったらすぐドロドロだし・・・。
ななおは「やった甲斐がかんじられないので、できればやりたくない・・・。」
「見ないふりをしたいけど、イヤでも目に入ってくる・・・。」
そんな風に思っていました。
けど、オキシ漬け液をつくって、つけおきしておくというちょっとの手間をかけただけで
「めちゃめちゃキレイになったーーーー!」って、思ったんですよ。
「あー。やった甲斐があったー!!」って。
毎週金曜日に次男のソウタが上履きを持って帰ってくるのが、楽しみになりました。
すごい心境の変化です。
で、ですね。
白くなったのも、嬉しいですけど・・・。
子供の靴って臭くないですか?
新陳代謝がいいせいか、洗ってもスグ臭くなちゃってたんですけどね。
オキシクリーンは除菌・消臭効果もあるせいか、そのクサイ臭いも取れました~。
これは嬉しいおまけでした☆
私が靴洗いに使っているオキシクリーン
私が靴洗いのために使っているオキシクリーンはこちらです。
わたしはコストコで購入していますが、ネットでも購入可能です。
オキシクリーンには他にも種類がありますが、コストコのオキシクリーンは、4.98キロも入っているので、コスパも最高。
ちょっと使ったくらいでは、スグにはなくならないことが気に入って使っています。
オキシクリーンは色々なものをピカピカ☆真っ白にしてくれるので、ぜひ一回使ってみてください~。
量が多いので、お友達とシェアするというのも手もありますよ~♪
まとめ
友達がみんな真っ白な靴を履いているのに、自分の子供だけが上履きも運動靴も真っ黒なのを履いていたら・・・ちょっと可愛そう。
しかも靴を脱ぐたびに、ぷーんとクサイ臭いが出てたら・・・
しょっちゅう新しい靴を買うことはできないけれど、これからはオキシクリーンさえあれば、汚れたらスグ洗ってあげれるかな~。
靴を洗うというハードルがぐぐっと下がりましたよ☆