うちの長男君が「仙台市内で開催されるジョジョ展に連れてけ~」「東京と大阪。どっちでもいいけど、リアル脱出ゲームに行きたい」なんて夏休み中あーだこーだと毎日言ってるんですが、つい先月の7月にユニバに行ったばかりなのにそんなすぐに旅行になんて行けない、じゃないですか。(ジャンプとUSJコラボ ジョジョ4Dアトラクションを体験☆)
かといって夏休みなのにむげに連れて行かないのも心苦しい・・・と思ってJOJOの公式サイトを見ていたら、ルーブル美術館に飾られている荒木飛呂彦先生の作品が名古屋の栄にある松坂屋で鑑賞できるという情報をゲット。
私が住んでいる岐阜県からだと1時間ちょっとで行けるので、主人のお盆休みを利用して14日に松坂屋に行ってきました☆ちなみに美術館は本館でなく南館にあるので、間違えないようにしてくださいね。
ルーブルno.9ってなに?
私の勝手なイメージでは、ルーブル美術館と言うと、歴史がある古くて有名な絵画や彫刻などの芸術が収められているってかんじなんですが・・・
ルーブル美術館では「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」そして、第9番目の芸術として「漫画」が位置づけられているそうです。
第9番目だからNO.9。
そのNO.9では日本人作家7人を含む16人の作家さんの漫画が展覧されているんですけど、今だけ東京の森アーツセンターギャラリーか、名古屋の松坂屋美術館で見ることが出来るんですよ。
参加されている作家さんは、ニコラ・ド・クレシー、マルク=アントワーヌ・マチュー、エリック・リベルジュ、ベルナール・イスレール(画)&ジャン=クロード・カリエール(作)、荒木飛呂彦、クリスティアン・デュリユー、ダヴィッド・プリュドム、エンキ・ビラル、エティエンヌ・ダヴォドー、フィリップ・デュピュイ(画)&ルー・ユイ・フォン(作)、谷口ジロー、松本大洋、五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリ(敬称略させていただきました)
もちろん名古屋の美術館でも、各作家さんが「漫画」でルーヴル美術館を表現している原画やルーブルを訪れてリサーチしているその当時の様子がビデオで見れます。
嬉しい演出☆撮影スポットでパチリ
美術館だから絶対写真はNGだろうな~と思っていたんですが、入り口と出口付近に撮影スポットが用意されていました。撮影してもよいところには、壁に「撮影OK。SNSで紹介してください」って書いてありました。イマドキですねぇ。
入口
彫刻の周りに飛んでいる本の中には、もちろん岸辺露伴もいます~。
彫刻の下にも、ページやら本やらが散らばっていました。
岸辺露伴とツーショットで写真が撮れる撮影スポットあり☆
出口
いっしょに写真が撮れるようになってますよ。ポージングしている人もいましたv
美術館でジョジョには会える?
ジョジョファンなら、どんなキャラクターに会えるんだろう?って気になると思うんですが、ルーブルno.9では、岸部露伴がメインで、ほんの1コマ、康一くんと虹村形兆、億泰、兄弟が登場するだけ。だから正直に言っちゃうと物足りなかったです。承太郎もいないし仗助も見つけれませんでした。(涙)
でもですね。この作品を見たとき、「おおおお~。ジョジョ立ちしてる。」とテンション上がりました。
【展覧会のみどころ】荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の展示イメージ公開!公式FBで詳しくご紹介しています。https://t.co/LZcSLKbGjC #ルーヴル9 pic.twitter.com/iVO7LMyePp
— 【名古屋】ルーヴルNo.9【7/15~】 (@no9manga) 2016年7月17日
まさに、ドォォォォ~ンというかんじで、そびえて立ってる岸部露伴に圧巻。ルーブル美術館でもジョジョ立ちは健在っていうのがこれまた嬉しい☆。でもただのジョジョ立ちではなく、岸部露伴はミケランジェロの「瀕死の奴隷」のポーズをしているんですよ。ほかにも、ジョジョの世界とルーブル美術館の展示物が融合しているのを見つけるのも、楽しむポイント。
ちなみに、松坂屋の美術館でもレプリカの瀕死の奴隷を見てきましたが、あちこちにキズの痕跡があるものの肉付きが良い奴隷で、とても瀕死には見えませんでしたけどね。
ジョジョグッズはお土産に買える?
期待していたジョジョのグッズもなし~です。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の本があっただけ・・・。他の作家さんだと、マグカップやクリアファイル、バックにキーホルダーや栞などがそろっていたんですが、荒木飛呂彦先生のイラストはナッシング。大人の事情でもあるんですかね・・・。
チケットに描かれているこのイラストでさえも、グッズかされていなかったと思います。
グッズは美術館内ではなく美術館の出口付近にあったので、チケットを購入しなくてもお土産として買えます。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」も購入できるだけでなく、見本品が置いてあったので読むこともできますよ。
ルーブルno.9感想まとめ
純粋にルーブル美術館に展示されている荒木先生の作品が見たいという人には、貴重なのでオススメ☆ですが、いろいろなキャラクターが見れるわけではないので、遠方の方は拍子抜けしてしまうかもしれません。実際にうちの子供たちは、荒木先生の作品が見たかっただけなので「これだけしかないのか・・・」とがっかりしていました。
ただ私としては、漫画は芸術なんだな~。そして日本の漫画のレベルは凄く高い!って改めて思ったし、荒木先生の作品は芸術とエンターテイメントが融合してて素敵だとかんじました。お恥ずかしい話、私は美術にはあまり関心がないので、荒木先生とテルマエ・ロマエのヤマザキマリ先生以外の作家さんのことはまったく知らなかったです。けど、かの有名なルーブル美術館が認めた本物のプロの作品を間近で見ることが出来て幸せでした。
東京会場なら9月25日(日)まで、名古屋会場なら9月3日(日)まで、岸部露伴に会えます☆フランスにあるルーブル美術館には、いそいそと出かけれないって方は、この機会をどうぞお見逃しなく。
それでもし、本場のルーブル美術館まで足を運ぶ機会があったら、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は絶対手にして読んでから行ったほうが何十倍も楽しめると思います☆
おまけの情報1 駐車場は・・・
栄って駐車場代がバカ高いんですよね。松坂屋で5000円分のお買い物をすると、1時間分無料になるんですが、1時間で済むわけがない。で、どうしたかというと、ちょっと歩かなくてはいけないんですが、土日も1時間100円で駐車する事が出来るパーキングを探してとめました!居酒屋さんが多いので18:00以降だと料金が1時間200円と一気に高くなりますが、18:00までなら歩いて松坂屋に行ける範囲内で1時間100円とお安い料金の駐車場が探すとあちこちにあります。
私たちは、池田公園の近くの有料駐車場に止めました☆
で、ですね。回私達家族は、美術館の鑑賞と松坂屋本館のデパチカをウロウロして、300円。つまり3時間居ましたヨ。
おまけの情報2 実写版JOJOの映画の小道具が見れる
7/20(木)~8/15(火)までの間、大名古屋ビルヂングと『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がコラボしてて、B1Fアトリウムに、映画の撮影で実際に使われた衣装や小道具を展示されていました。貴重なアイテムを見られるの機会を逃してしまった~~。
ですが、映画のタイトルになっているように今回は「第一章」ですから。次回もコラボ企画があるのでは~と期待しましょう。