人間いつ病気や事故で死んでしまうか分からないですよね。
わたしは40歳を過ぎた頃から「死」を意識するようになり、終活に興味を持ち始めました。
とは言っても、終活って何をすればいいのか分からないし、50代や60代になってからでもいいかな?なんて思っていました。
がしかし。
年を重ねると物事が次第に億劫になってくると聞きます。
明日死ぬかもしれないから、どうせやるなら早くやってしまったほうがスッキリすると思いなおし、わたしは44才で終活をはじめました☆
そこで、終活とは何か?
実際に死ぬまでの間にどんなこと準備して、来るべきときに備えればいいのかを私なりにお伝えしていきます(*´∇`*)
終活とは何か?
終活とは書いて時の如く「終わり」の「活動」をすることです。
終わりの活動というと、ちょっと身構えて避けたくなってしまうけれど、誰でも最後には死んでしまいますよね。
何も悲しいことではありません。
死と向き合うことで、自分らしい人生を送るための準備をすること。
そして、自分が死んだ後、大切な家族に困らないように準備すること活動が「終活」であると私は思っています。
終活で考えること
実際に、どんなことを考えて準備していくのかというと、3つのフェーズに分けて考えています。
- 生前のこと
- 亡くなった直後のこと
- 亡くなってからのこと
では、具体的に説明していきますね。
生前のこと
終活で考えることは、亡くなってからのことだけでは不十分で、亡くなる以前のことから、考えていく必要があります。
例えば、突然交通事故にあってしまって、脳死と判定されたら・・・
臓器を提供を望むのか、望まないのか。
癌だと診断されたら、余命の告知はしてほしいのか、してほしくないのか。
延命治療はしてほしいのか、してほしくないのか。
認知症を患ったら、老人施設に入りたい、とか。できれば家族と一緒に暮らしたい、など。
自分のことなのに自分のことが考えられず、自分の意思が伝えられない状態になってしまう前に。
わたしは、元気なうちに自分の身の振りを考えて、意思を伝えておきたいな~と思っています。
もし老人施設に入るつもりがあるなら、どんな施設に入りたくて、どのくらいの費用がかかるのか、あらかじめ自分で調べておく必要も出てきますよね。
こんなかんじでケースバイケースで考えていくと、具体的にこれからどんな老後過ごして生きたいかという、ライフプランができあがってきます☆
行き当たりばったりの人生もいいかもしれませんが、おおまかでも人生設計を考えておいたほうが、老後を迎える覚悟をできます。
また、来るべき時に備えて、後悔しない人生を送る一歩になると信じて日々終活しています(*´∇`*)
亡くなった直後のこと
人が亡くなった直後というのは、お葬式の準備で何かと忙しいものです。
死人に口なし。
次のようなことを聞かれたとしても、死んでしまってからではこたえようがありません。
- 自分が望むお葬式とは?
- 誰に葬儀に参列してほしい?知らせてほしい人は?
- 遺影の写真は?
- 棺に入れて欲しい物
あらかじめ希望とするお葬式を家族に話しておく。
そして、いつ死ぬか分からないので、紙にしたためています。
気持ちが変わったら、変更すればいいだけのはなしなので、今現在の自分の気持ちを伝え、書けばいいと思います。
亡くなった後のこと
自分が死んだ後、家族が困らないために、何を伝えておけば良いかを考えて、書いています。
「もし、わたしが余命3ヶ月と告知されたら何を伝えたいだろう?」と考えると、次のようなことが浮かんできたので、色々と出てきますよ。
- 家族の貯金通帳、印鑑の場所
- クレジットカードの場所
- 保険証・マイナンバーカードの場所
- ネットの口座のID、パスワード
- どの銀行口座から何が引き落としされているか
- 保険証書の内容&場所
- お墓や供養はどうしてほしいか?
- ペットのお世話について
- わずかばかりの遺産について
- 私が実父より前に死んだら・・・
- 子どものかかりつけの病院、主治医
終活のメリット
「生前のこと」「亡くなった直後のこと」「亡くなった後のこと」これらのことを考えるメリットは次の3つです。
- 死後、家族が困らずにすむ!
- 自分らしい最期を迎えることができる
- 遺産相続のトラブルを回避できる
終活でやるべきこと
終活のメリットを最大限に活かすために、私がやっていることはつぎの4つです。
- エンディングノートを書く
- 死ぬまでにやりたいことを書く
- ライフプランを立てる
- 遺言書を書く
私の意思を「エンディングノート」や「遺言書」という形で、家族へ託して大切な人が困らないようにすること。
そして、悔いのない人生を送るために、死ぬまでにやりたいことリストを作って、リストを元にライフプランを立てたいと考えています。
まとめ
終活は、自分の人生を悔いのなくまっとうし、遺される家族のためにしていく活動です☆
思い立った時からはじめると良いと思いますよ。
今日やってすぐできることではないです。
けど、少しずつでも自分の気持ちが整理して、考えがスッキリまとまっていくのでおすすめです。