断捨離に成功した人は、いったいどうやって大量の服を断捨離していったんでしょう?
独身の頃であれば、管理するのは自分の服だけ。
だから、なんとか収納できていても、子供が生まれるとそうはいかなくなってきますよね?
子供の人数分だけ服は増えるし、成長するにつれて、服も大きくなってかさばり、クローゼットに収まりきらなくなってきます。
衣装ケースやたんすを買い足し、どんどん寝室が服で埋もれていきますよね?
- お下がりでもらった服でも捨てられない
- 収納スペースが服でパンパン!溢れ返っている
- 服をラベリングして管理してたけど、おさまりきらない~!
- 服を収納するために時間や手間をかけるのはもうウンザリ!
- 着たい服を探しても、すぐに見つからない
- お得だ!と思って買って帰ったら、似たような服が家にあった・・・
- 絶対着ない成人式の振袖一式も大切に保管してある
だけど
破れたり穴が空いていないから、捨てるなんてもったいない!
かといって
可愛い服を見つけたら、新しい服を買わずにはいられない
捨てないから、減らない。むしろ服の枚数が増えるばかり・・・
たった1枚の服ですら、捨てることをためらって、減らすことができないのに、みんなはどうやって大量の服を断捨離しているんだろう?なんて思っていました。
が、今の私のクローゼットのなかには、現在進行形で今、着ている服しか入っていません。
季節ごとに上下4~5着ずつくらいの服とアウター、フォーマルの服くらいなので、タンスも処分しました。
衣替えといっても、枚数が少ないので、時間も手間もかからないから簡単。ノンストレスです(*´∇`*)
- 大量にありすぎて、どこから手をつけたらいいのか分からない・・・
- どうやって捨てる服と残す服を選べばいいの?
- どれもこれも、もったいなくて捨てられない・・・
- けど!クローゼットをスッキリさせたい!
>>断捨離の方法は知っているけど、服が減らないあなたはこちらの記事がおすすめ!
【断捨離】服を大量に処分する方法とポイント
服の断捨離の方法(手順)は、つぎの4ステップです。
- 服を全部出す
- 服を分類する(いる服・いらない服)
- いる服を元に戻す
- いらない服を手放す
実際にはやり方のコツをつかむまでに時間がかかり、1年近くかけて減らしています。
服を全部出す
まず「ここを断捨離しよう!」と場所を決めましょう。
決めたら、その場所に入っている服を全部出します。
全部出すことが基本です。
でも全部出すといっても、断捨離初心者がいきなりクローゼットからはじめて、中の物を全部出すと失敗する可能性大。
最終ゴールはクロゼットをスッキリさせることですが、いきなり始めるのは、おすすめしません。
手をつけるのは、次の4ステップが15分で完了する狭い場所です。
- 全部出す
- 分類する
- 元に戻す
- 手放す
なぜかというと、断捨離の作業には、場所も時間も手間もかかるからです。
全部出した洋服が大量であればあるほど、場所が必要になり、時間もかかります。
お休みの日でも、掃除、洗濯、家事、育児をこなさなくちゃいけません。
クローゼットの中にある服を全部出したら、とっちらかして終わりになるのは目に見えています~!
中途半端のままだと、やっているのにやった気がしないので、モチベーションが下がってしまうんですよ。
あなたのクローゼットには、大量の洋服がぎっしりと並んでいますよね?
断捨離は家事の合間の隙間時間でしかできないものと割り切って、狭い場所から始めるのがベスト!
クローゼットのような広い場所の場合は「ここからここまで」といったように、場所を区切ってやるといいですよ。
もちろん、「今日は30分できそう!」「予定がキャンセルになったから、2時間くらい空きの時間ができた!」という時は、15分くらいで完了しそうな場所を見つけて、何箇所もやればいいです☆
そうすれば、全部出しただけで、とっちらかして終わり、ということにはなりません(*´∇`*)
- 手をつけるのは、狭い場所
- 家事の隙間時間にできる範囲の断捨離をする
- 場所を決めたら全部出す
- クローゼットから始めると、散らかすだけで片付けないので要注意
服を分類する
全部出したら、「いる物」「いらない物」に分類しましょう~。
断捨離でいうところの
「いる物」というのは、今の自分にとって「要・適・快」の物のこと。
「いらない物」は、今の自分にとって「不要・不適・不快」の物のことです。
ちょっと難しいので、わかりやすく言葉に置き換えて説明しますね。
「いる服」は、今の自分にとって、必要な服、ふさわしい服、心地よい服。
「いらない服」というのは、今の自分にとって、必要ではない服、ふさわしくない服、心地悪い服。
となります。
ふさわしい服と言われても、なにが自分にとってふさわしい服なのかなんて、分からないし。
唯一分かるのは、心地よい服だけ。肌触りが良くて、着心地がいい、くらいのもんです。
どんな服を捨てたらいいのか分からないから、捨てられないと思い込んでいました。
でも、実際にサイズアウトした子供服やシミがついた服など、捨てやすい服から手放していくうちに、自分にとって「要・適・快」の服は、どんな服なのか徐々に分かってきたんです。
服を捨てなければ、ずっと「要・適・快」は分からないので、捨てられないのです。
捨てると「要・適・快」が分かるようになります。
捨てやすい服から、少しずつ手放していきましょう。
実際に洋服を捨ててみるしか、あなたにとっての「要・適・快」を知る術はありません。
まず捨てやすい服から捨てて、捨てることに慣れることが、一番の近道でありコツです。
捨てることに慣れると「今まで必要だと思っていた服が、本当は不要な服だったり、本当は着たくない服だった」ということに気づきます。
そのことに気づくことができたら「本当に必要な服、着たい服は、ほんの僅かである」ということに気がついて、大量の服を処分したくなっていきます(*´∇`*)
なんて、失敗なんてしたくないですよね。
私の洋服を捨てる基準は、こちらの記事にまとめてあります。
「迷う服が沢山あって断捨離が進まない」
そんなあなたは、是非読んでみてください(*´∇`*)
- 「いる服」「いらない服」に分類する
- いる服 → 今の自分にとって「要・適・快」の服
- いらない服 → 今の自分にとって、「不要・不適・不快」な服
- 「要・適・快」「不要・不適・不快」は、捨ててみなくちゃ分からない!
- 捨てやすい服からドンドン捨てるべし
服を元に戻す
では次に、いると判断したものと収納していきましょう。
「分類する」のステップで、「要・適・快」の服だけになっていたら、ぐっと収納しやすくなっているはずです。
逆に、まだどれもこれも必要だと思える服ばかりなのであれば、断捨離する前の服の枚数は大差ないです。
これくらいの量になるまで断捨離を繰り返しましょう~!
- 見えない収納 7割
- 見せる収納 5割
- 見せる収納 1割
といっても1度に断捨離をするのは難しいです。
少しでも減らすことができたら合格で、定期的に何度も断捨離して徐々に減らして7割になればOKです。
- 収納の目安は7割程度
- 1回の断捨離でやりきろうとしない
- 定期的に繰り返す
服を手放す
さいごに、分類するのステップでいらないと判断した服を手放します。
- 捨てやすい服から捨てる
- いちばん手放しやすい方法を選択すること
- 着倒した服
- シミや汚れがついた服
- 毛玉ができた服
- 日焼け・色あせた服
- 穴が空いた服
- ボタンがなくなった服
こういった捨てやすい服から、ドンドン捨てていきましょう。
服を捨てるまでは、捨てたら何か悪いことが起こりそうな気がしたり、服に申し訳ないとう感情が生まれてきて、捨てるということにネガティブになります。
でも勇気をふりしぼって捨てると、モヤモヤとした感情や罪悪感がスゥーッと消えて、逆にスッキリ。心晴れやかで清清しい気分を味わえるようになっていくのです~!
このスッキリが病みつきになるまで、小さな勇気で捨てれそうな服を見つけて、捨てることから始めてみてください(*´∇`*)
- サイズアウトした子供服だけど、買って1回も着ていない服
- 似合わなくて、あまり袖を通していない服
- 古いデザインだけど、高かったブランドの服
- 着心地が悪くて、着なかった服
- 思い出が詰まった服
- ウエディングドレスや着物など、捨て方が分からない服
- 太って着られないけど、お気に入りのデザインの服
高い服や状態が良い服は、頭では自分が着ないことが分かっていても、捨てることに抵抗が生まれます。
売れる服を捨てるなんてもったいない~!
売れないにしても、着れる服を捨てるのはもったいないから、知人にもらっていただいたり、寄付できないかな?なんて思うと、捨てられません。
また思い入れがある服だと、捨てたらバチがあたるんじゃないかと躊躇したり、思い出を捨てるなんて、冷たい人間だと思われそう・・・なんて思うので、捨てられなくなります。
そして、捨て方が分からない服は、捨て方を調べるのが面倒なので後回しにしちゃいますよね?
そういったものは、ひとまず保留でOKです。
捨てやすい服からドンドン捨てて、服を捨てることに慣れることから始めましょう!
いきなり難しいことに挑戦しなくても大丈夫です。減らすこと優先して、捨てることに慣れるほうが先です。
捨てることに慣れても、着ていないけど、捨てるのはもったいないと思う服はあります。
そんなときは、こちらに挑戦してみてください。
断捨離というと「捨てる」というイメージが強いですよね?
断捨離の創設者であるやましたひでこさんも、売るのではなく捨てることを推奨されているので、私も捨てなくちゃいけないと思っていました。
でも、やましたひでこさんですら、実は服など欲しい方がいらっしゃったら譲られているんですよ。(断捨離塾の音声の中で、お話されています)
捨てることを推奨されているのは、捨てることが一番手っ取り早いからです。
個人で洋服を売るとなると、写真を撮ったり、梱包したり、手間がかかりますよね?
面倒だから売らずに、家の中に洋服が溜まったままの方が多いから、ダメなだけなんです。
売ることが面倒じゃなくて、どんどん家の中から洋服が減っていれば合格(*´∇`*)
もったいないから、捨てられない・・・!お金になるんだったら、手放せるというあなたは、売ってみましょう!
- 捨てやすい服から捨てる
- いちばん手放しやすい方法を選択する
まとめ
今回の記事では、どれもこれも必要な服だと感じて捨てられなかった私が、大量の服を処分できるようになった方法をまとめました。
- 全部出す
- 分類する
- いる物を片付ける
- いならい物を手放す
各ステップでのポイントは次の通り。
まずは、こつこつと捨てやすい服から捨てることから、はじめてみてください(*´∇`*)
- 手をつけるのは、狭い場所
- 家事の隙間時間にできる範囲の断捨離をする
- 場所を決めたら全部出す
- クローゼットから始めると、散らかすだけで片付けないので要注意
- 「いる服」「いらない服」に分類する
- いる服 → 今の自分にとって「要・適・快」の服
- いらない服 → 今の自分にとって、「不要・不適・不快」な服
- 「要・適・快」「不要・不適・不快」は、捨ててみなくちゃ分からない!
- 捨てやすい服からドンドン捨てるべし
- 収納の目安は7割程度
- 1回の断捨離でやりきろうとしない
- 定期的に繰り返す
- 捨てやすい服から捨てる
- いちばん手放しやすい方法を選択する