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愛犬が唾液腺嚢胞に!原因・症状・治療内容を獣医さんに聞きました!

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我が家の愛犬ちょこまろ。

3ヶ月に1度トリミングしてもらっているのですが、先日トリミングしてもらったら、喉の辺りが異様に腫れていたんです。

何かに刺されたように腫れ上がってるのではなく、しこりのようなかんじです。

触るとタプタプというかブヨブヨになって、皮が伸びています。

触っても痛がることもかゆがることもないんですが、悪性の腫瘍だったら大変なので、かかりつけの獣医さんに診察してもらったところ「唾液腺嚢胞」だと診断されました。

今まで唾液腺嚢胞なんて聞いたことがありません。

  • そもそもなにが原因で、唾液腺嚢胞になってしまったんでしょう?
  • 今は喉の下が腫れているだけで、他に変わった様子はなく、痛みなどもかんじていないみたいだけど、これからどんな症状になっていくんだろう?
  • どんな治療をすれば治るの?自然治癒するもの?
  • 治癒にはどれくらいの期間がかかるんだろう?

 
など、獣医さんに根掘り葉掘り聞いたことををまとめます(*´∇`*)

この記事を読んで分かること
  • 唾液腺嚢胞の原因
  • 犬の唾液腺嚢胞の症状
  • 放置するとどうなる?
  • 唾液腺嚢胞の治療法
  • 我が家が決めた愛犬の治療法

唾液腺嚢胞に!原因・症状・治療内容を獣医さんに聞きました!

唾液腺嚢胞のエコー写真

愛犬の喉の腫れは、初診では「むくみ」か「唾液腺嚢胞」のどちらかだとと言われました。

エコーで腫れている部分を見て、嚢胞があれば唾液腺嚢胞の可能性が高いのだそう。

そこでエコーでチェックしてもらったところ、嚢胞があり、唾液腺嚢胞だと診断されました。

唾液腺嚢胞の原因と症状

愛犬が唾液腺嚢胞に。

なぜうちの愛犬が唾液腺嚢胞という病気になってしまったんでしょう?

その原因を獣医さんに聞いたところ、唾液腺嚢胞になる原因は「特定できないことが多いから、分からない」と言われました。

そもそも犬には唾液腺という物がいくつもあるそうです。

いくつかある唾液腺のうち1つの組織が何らかの原因によって、破壊されてしまったので、本来口に流れるはずの唾液が喉の方に流れてたまってしまっているんですって。

考えられる原因としては、交通事故などの衝撃によって、唾液腺がダメージを受けた場合。

また、散歩中にリードを強く引っ張ったなどの原因が考えられるそうです。

でもあの時の衝撃で唾液腺嚢胞になったと断定することは難しく、原因が分かりづらい病気だといわれました。

放置するとどうなる?

唾液腺がダメージを受けた状態で、放置しておくと、本来口に流れるはずの唾液がどんどん喉の方に流れて溜まってしまうので、大きくなるそうです。

自然治癒することはなく放置しておくと、ペリカンのように伸びてしまう犬もいるとか。

癌のように一刻を争うような難しい病気ではないので、様子を見てもいいけれど・・・

腫れが喉の下ではなく、上にある場合、息がしづらく呼吸が困難になる場合もあるので、なるべく早く治療したほうがいいと。

放置することはしないほうがいいと、やんわりおすすめされました。

唾液腺嚢胞の治療法2つ

獣医さんから提案された唾液腺嚢胞の治療法は2つ

まず1つ目は、腫れている部分に注射針を指して、唾液を吸い取って小さくすることを繰り返す方法。

2つ目は、ダメージを受けた唾液腺と嚢胞の部分を手術で取る、という方法です。

注射針で唾液を吸い取る治療法

嚢胞(喉の下の腫れている部分)に注射針を刺して吸い取ると、ピンク色のゼリーのような唾液が注射器にたまるそうです。

吸い取られた分、当然腫れはおさまっていくようにみえます。

が、ダメージを受けた唾液腺は損傷を受けたままなので、またしばらくすると唾液が口に流れず喉の方に漏れ、腫れてしまうことがほとんどなのだそうです。

ほとんどというのは、まれに、腫れない犬もいるということです。

ガムを噛ませたり、固いおもちゃで遊ばせることで、腫れなくなる犬もいるけれど、80%以上の確率で再発する、と言われました。

腫れたら、注射器で抜くという治療法は一時しのぎにはなります。

でも、犬によってどのくらいしのげれるかという期間はさまざまで、数週間しか持たない犬もいれば数ヶ月持つ犬もいるとか。

しかも注射針を刺すということは、刺した場所に穴があくということなので、穴があいた場所からばい菌が入って化膿してしまうというリスクがある。

また、注射針を刺すということを繰り返すと、刺した組織を破壊してしまうことになりかねないので、いざ手術しようとした時に、キレイに損傷を受けた唾液腺を取りきれない可能性がある、という説明を受けました。

損傷を受けた唾液腺が取りきれないということは、損傷を受けたところから、唾液が漏れるということなので、また嚢胞ができてしまう可能性がある、ということです。

一時しのぎにしかならない、と言われても。

化膿してしまうかもしれない、と言われても。

素人の私は、手術と比べたら、犬の身体的な苦痛やストレスは軽そうなかんじがしてしまいます。

が、1度唾液を吸い取って、腫れてこなければいいけれど、しばらくして腫れてくるようなら手術したほうがいいと獣医さんに言われました。

ダメージを受けた唾液腺を手術で取る

犬の唾液腺は1つではなく、いくつかあるので、ダメージを受けた唾液腺を外科的な措置、つまり手術で取ってしまえば、唾液は物理的に漏れなくなり、喉の下が腫れることはなくなるそうです。

ただ残念なことに、いくつかある唾液腺のうち、どの唾液腺がダメージを受けて唾液が漏れているか?というのは、今の医療技術では分かりづらいのだそうです。

右の方が膨らんでいたら、右の唾液腺が損傷を受けていると推測できる。

左の方が膨らんでいたら、左の唾液腺が損傷を受けていると推測できる。

推測できるだけで、実際は手術してみないと分からない。

また手術しても、ダメージを受けたところ全部をキレイに取りきれるかどうか分からないため、「手術したのに再発する」ということもありえるという説明を受けました。

我が家が決めた愛犬の治療法

唾液腺嚢胞は自然に治癒することは、まずありません

どんどん大きくなって、ペリカンのようになってしまうかもしれない・・・。

見た目の問題だけなら、そのまま放置しておく、という選択肢もありかな・・・なんて思いはしました。

でも、今は喉の下が腫れているので、喉を圧迫してはいないけれど、いつ上に腫れて喉を圧迫するようになるか、分かりません。

喉が圧迫されてしまうと生死にかかわることなので、「手術」することを選びました。

注射針で唾液を抜き取ってもらって、様子をみることも考えましたが、再発率は80%以上。

うちの愛犬はもう8歳なので、手術ができる時にやってもらっておいたほうが、後悔しないような気がしたからです。

まとめ

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今回の記事では、唾液腺嚢胞になった原因や治療内容を獣医さんにたずねた内容をまとめました。

「あなたの愛犬の顎の下が腫れて垂れ下がっている・・・」など異変に気がついたら、すぐに動物病院で診察してもらってください。

犬は何かを伝えようとしているかもしれないけど、すぐに察知してあげられないものです。

手遅れになる前に、気がついた時に。

早め早めに受診してくださいね。

うちの愛犬は、唾液腺嚢胞の手術をしました!

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