終活に目覚め、毎日何かしらの終活にいそしんでいるななおです(*´∇`*)
今回取り組んだのは「クレジットカードの終活」。
クレジットカードは、本人しか使えないもの。
なので、もしカードの所有者である私が死んでしまったら、家族といえども使いたくても使えないので、不要なものになってしまいます。
とはいえ、不要になったからといって、クレジットカードって、ハサミでジョキジョキ切って、ゴミ箱に捨ててしまってもいいものなんでしょうか?
捨てていいなら、わたしの死後、わたし名義のクレジットカードを見つけたら、家族に処分してもらうだけなので、「カードは捨ててね。」と伝えるだけで済みます。
でも、もし「解約」の手続きをしないといけないなら、私の死後、家族に手続きしてもらわないといけない、ということになりますよね。
であるならば、わたしが所有しているカードが何枚あって、どこに置いてあるか、なんて家族は全く知らないので、わたしがいつ死んだとしても家族が把握できるようにカードを整理しておく必要がありそうです。
ということで、今回はクレジットカードの終活に取り組んでみました。
今回の記事では、どのようにクレジットカードを整理して終活していったのかをご紹介します(*´∇`*)
- 亡くなった人のクレジットカードは、どうすればいいのか?
- 家族が困らないクレジットカードの整理法
亡くなった人のクレジットカードは死亡の手続きは必要か?
そもそも亡くなった人のクレジットカードは、どうすればいいんでしょう?
カード会社に連絡して、死亡の手続き(解約の手続き)は、したほうがいいんでしょうか?
結論から言うとカード会社に連絡して、速やかに解約の手続きをした方がいいです。
なぜなら、カード会社は、誰かが連絡しなければ「カードの解約」をしないからです。
つまり、本当はやってはいけないことだけど、カードが解約されていないということは、本人になりすましてクレジットカードを利用したら、利用できてしまうんですね。
もし仮に、カードが解約されていなくても、銀行の口座が凍結されていていたら、カード会社は引き落としたくても引き落とすことができないので、カードの持ち主が死亡した事実に気づく、といった流れになっています。
銀行の口座が凍結していなければ、カード会社は所有者の死亡の事実が分からないので、口座から引き落とされてしまうのです!
また悪用されることはないにしても・・・
銀行で死亡の手続きをしていなければ、故人の口座は凍結されることはないはず、なので
月会費や年会費などのような自動で引き落としされる契約をしていたとしたら、口座の残高が尽きるまで引き落としされてしまう可能性はあります!
たとえば、わたしは、TOHOシネマズのシネマイレージカードというカードを持っているのですが、このカードは使っても使わなくても年会費300円費用がかかります。
ということは、わたしの死後、銀行口座が凍結されていなくて、カードの解約をしていなかったら、毎年300円ずつ引き落とされる、ということです。
他にも、医療保険や貯蓄型の保険など、解約の手続きをしなければ、1年に1度決まった金額が自動で引き落とされるようになっているものすべてについて同じことが言えます。
クレジットカードの保有者が亡くなった後、遺族が銀行で死亡の手続きをしてくれさえすれば、口座は凍結されるので、クレジットカードは銀行口座の手続き後であれば、解約の手続きをせず処分してもらってもいいような気もします。
が、クレジットカード会社に死亡したことを連絡をしてもらったら、教えていただきながら解約の手続きを滞りなく完了できるので、安心ですよね(*´∇`*)
なので、エンディングノートには「銀行口座、クレジットカードの解約」とメモしておきました!
ではつぎに、家族が迷うことなく、スムーズに死後の手続きをすませるために、何をしたか、その手順をお伝えしていきます☆
【終活】クレジットカードの整理をしてみた!
わたしは次のようにクレジットカードの終活をしました!
◆ クレジットカードの終活
- クレジットカードを全部出す
- クレジットカードの一覧をつくる
- クレジットカードをカードケースに入れてまとめて保管する
では、順に説明していきます。
クレジットカードを全部出す
今現在保有しているクレジットカードを全部出して並べました。
わたしが現在持っているクレジットカードは7枚でした。
◆所有しているクレジットカード
- CINEMILEAGE(シネマイレージカード)
- AEON(イオンカード)
- XEBIO CARD(ゼビオカード)
- RAKUTEN(楽天カード)
- FAMIMA T CARD(ファミマティーカード)
- SPORTS AUTHORITY(スポーツオーソリティ)
- MAJICA donpencard(マジカドンペンカード)
クレジットカードの一覧をつくる
所有しているクレジットカードを全部出して並べたら、カードを見ながら、次の情報を拾って一覧表を作っていきました。
◆ リストにチェックしたこと!
- カード名
- カード番号
- 解約時の電話番号
- 盗難・紛失時の電話番号
- ETCカードの有無
- 有効期限
- 決済日
- 決済銀行口座・・・クレジットカードを使うと、どの銀行口座から引き落としされるのか
- 保管場所
- メモ欄
クレジットカードを解約するだけの情報であれば、
「カード名」「カード番号」「ETCカードの有無」「解約時の電話番号」「保管場所」をメモしたおくだけで、十分だと思います。
これだけの情報でクレジットカードの解約ができるから。
「盗難・紛失時の電話番号」「有効期限」「決済日」「決済銀行の口座」をメモしたのは、わたしが死ぬまでの間、クレジットカードを管理していくまでに必要な情報だと思ったからです。
自分自身でお金の管理をするために把握しておいたほうが良い情報だし、万が一認知症などになって自分で管理できないようになる前に、家族に伝えておきたいと思ったので、メモしました!
「解約時の電話番号」「決済日」「決済銀行口座」は、カードに記載されていません。
解約時の電話番号は、ネットで調べ、「決済日」「決済銀行口座」は、通帳を見たりクレジットカードの明細書を引っ張り出してメモしていきました。
つぎに、それだけでは分かりにくいかな?と思ったので、自宅でクレジットカードをコピーしました!
コピーがあれば、実物のクレジットカードと比較して「あ~、このカードね!」と、ぱっと分かりやすいですよね(*´∇`*)
クレジットカードは一箇所に保管する
このクレジットカードは、財布に。
このクレジットカードは、キッチンの引き出しに。
このクレジットカードは、寝室の引き出しに。
なんて、バラバラに置いていると、家族が困ってしまいますよね。
もちろん、エンディングノートに書いておけば、分からないことはないけれど、面倒・・・です。
そこでわたしは、クレジットカードはカードケースに入れて、まとめて一箇所に保管することにしました!
わたしの財布には、普段現金しか入っていません。
クレジットカードは、使うときだけ財布に入れるようにしています。
なので万が一財布を落としたり失くしたとしても、落としたクレジットカードが分かるので、気持ち的にも楽ですよ(*´∇`*)
まとめ
クレジットカードの終活は、自分が死んでから家族の手を煩わせたくないと思ってはじめたことです。
が、整理してスッキリまとめたことで気分もスッキリ。
もし、カードを落としたり、盗難にあったとしても、エンディングノートを見れば、カードの管理がしっかりできているので、今後の人生にも役立ちそうです(*´∇`*)
しかも!
お金の管理ができる女、できる主婦になったみたいで、カッコイイ。
クレジットカードの管理は、面倒ですが難しくありませんでした!
時間に余裕がある休日に、クレジットカードの終活してみてください(*´∇`*)