必要だと思って、買っておいたはずなのに、どこに置いたのか忘れてしまった。
大事なものだから、片付けたのに、どこに片付けたのか思い出せない・・・。
いつも置いてあるはずの場所に、家の鍵がなくて、出発できない。
なんていうことあると、あせってイライラしちゃいますよね。
探し物が見つからないとストレスがたまります。
わたしは、こんなことがしょっちゅうだったので、収納スタイリスト吉川永里子さんのあなたもつかめる!もう探さない人生という本に目がとまり、読んで実践してみました!
すると、「物を探す」ということがぐっと減ったではありませんか~。
しかも、家族に「あの○○、どこにあるの?」なんて、物の置き場所を聞かれなくなり、いいことづくめ。
そこで今回の記事では、どのように片付けていけば、物を探さないですむのか。
吉川永里子さんの片付け方をご紹介します。
- 吉川永里子さんの片付け方が分かる!
- 物を探さないようになる、ノンストレス
- 物を捨てる基準が分かるから、みるみる物が減っていく
- 家族にも物の置き場所が分かるようになる
- 物を増やさないコツが分かるから、無駄に物が増えなくなる
探さない人生になる!吉川永里子さんの片付け方
- 整理
- 収納
- 循環
吉川永里子さんの片付け方は、3ステップ。
整理 ⇒ 収納 ⇒ 循環
とてもシンプルで分かりやすいです。
では紹介に説明していきます。
整理
まずはじめにやることは、物を分類して整理することです。
片付けたい場所に入っている全ての物を出し、「必要な物」「不要な物」「判断に迷う物」の3つに分類していきます。
判断の基準は「今、使っているかどうか。」
今、使っている物は、必要な物なので、残す。
今、使っていない物は、不要な物なので、捨てる、ということになります。
たとえば、過去使っていても、今使っていない物は、不要な物なので捨てる。
また、未来のために買った未使用品も、今使っていない物なので、不要な物と判断し捨てることになります。
ただ、未来のために買った物を不要な物と判断して捨てるのは、もったいなくて気が引けますよね。
そういったものを判断に迷う物として、保留ボックスの中に片付けます。
保留にする場合は、「いつまでに使うか」ということを、きちんと決めて置きましょう。
いつまでに使わなかったら処分するのか、ということをあらかじめ決めておくんです。
そうしないとドンドン保留のものがたまってしまうので、家の中の物が減りません。
また保留ボックスは、押入れなどに片付けてしまうと、存在を忘れてしまうので、目立つ場所に置いて忘れないようにすることがポイントです。
収納
つぎに、全部出した物の中から「整理」の段階で「今、使っている物」と判断した物を収納していきます。
収納ポイントは、使いやすい状態に入れていくこと。
そして収納の目安は、9割まで。
詰め込みすぎると、取り出しにくくしまいづらいです。
また探しにくいので、空間に余裕を持たせましょう~!
循環
整理の段階で、家の中にある物のすべてが、今使っている物だけにする。
収納の段階で、物を収納する定位置が決める。
この2つができてさえしまえば、あとは使ったら元の位置に戻すだけの状態になります☆
吉川永里子流!探さない人生を送るためのポイント
実際に本に書かれていることを実践してみて、物を探さない人生を送るためのポイントは3つだと感じました!
- 何はともあれ、物を捨てること
- 物の置き場所を忘れないこと
- 物を増やさないこと
何はともあれ、物を捨てること
どの片付け本を読んでも、まず不要な物を捨てることからはじめようと書かれているんですが、吉川永里子さんの本でも、「物を捨てること」の重要性が書かれていました。
例えば・・・
「物がいっぱいで見渡せない→焦る→いっそう見つからない」という負のスパイラルに陥っていた。
引用元:50ページ
物が多いと何がどこに置いてあるのか、ぱっと見て分からないんですよね。
100個の中から、ほしいたった1つの物を探すのは大変。
本当は「ある」のに「ない」とあせってしまって見つからないかもしれませんよね。
だけど、10個の中から1つ選ぶだけなら、見つけやすいので、あせることもなく、探せるでしょう。
またもし、1個の中から1つを選ぶだけなら、探す手間もありません。
片付けたい場所の物を全部出して、今使っている物だけを選び抜いたら、意外なほど少なかったです。
物というのは増えれば増えるほど愛着が減り、大切にしなくなるもの。
引用元:51ページ
まだ使える物を捨てるとなると、もったいないと思って捨てることをためらってしまいます。
物に対して罪悪感が生まれて、捨てたいのに捨てられないといった状態に。
でも、です。
物が増えれば増えるほど、置き場所を忘れてしまって、見つけられずに同じ物を買ってしまって、見つけたときには、賞味期限が切れていたり。
買ったことすら忘れて、似たような服を買ったり。
物が多くなると、管理すらできない。
物が少ないほうが大切にできるんですよね。
そして、なにより、探し続けることは、時間的にも経済的にも無駄なのです・・・。
探し続けることがよくないのか?その答えはとても明解。時間的にも経済的にもムダが多いからにほかなりません。
引用元:53ページ
「物をなくしていつも探している人」がついついやるはめになる”時間のムダ使い”は相当なもの。
(略)
1日1時間探し物をしたら、1年で365時間、30年では実に約1万時間もがムダに消えていきます。引用元:56~57ページ
この例は極端なので、1日1時間探していることはないにしても、結構な時間を費やしている・・・と思ったら、バカバカしくなりますよね。
物の置き場所を忘れないこと
片付けても、肝心の置き場所を忘れてしまっては元も子もありません。
そこで物の置き場所を忘れないために、どこに何が片付けてあるかがわかる「地図」を作るようにしました☆
引用元:82ページ
この地図があれば、忘れてしまっても大丈夫。
しかもわたしじゃなくても、誰でも探しもの上手になれます(*´∇`*)
物を増やさないこと
片付けてスッキリしたと思っても、すぐ散らかってしまう・・・。その原因は、2つ。
家が散らかる原因は、同じような物がたくさんあるから。同じ用途の物は1つだけあればいい。
引用元:66ページ
シャーペン、5本。
ボールペン、10本。
ハサミ、2つ。
ケシゴム、3個。
いくら7人家族だったとしても、7人が同じタイミングでシャーペンやボールペンを使うタイミングなんて、ほぼありません。
それぞれ1つずつでいい、と割り切ったらスッキリしました☆
誰の物でもない物は、家に持ち込まない。
引用元:81ページ
所有者が曖昧だと、だれもが自分のものじゃないから・・・という理由で捨てる決断をしなくなってしまいます。
たとえば、街頭でもらうポケットティッシュ。
コンビニでもらう箸、ストロー、お手拭き。
ケーキを買うとついてくる保冷剤。
もらって帰った人が必ず使う、というわけではなく、誰が使ってもOKという物は、誰かが使うかもしれない・・・という理由で、誰も捨てないんですよね。
結果、どんどん溜まってしまいます。
なかなか家に持ち込まないということは、難しい。
けれど、定期的に断捨離していかないと、溜まる一方です。
それがイヤなら、もらわないということです。
吉川永里子さんの片付け本
まとめ
今回の記事では、私が物を探さなくなるきっかけとなった本吉川永里子さんの片付け方を本「あなたもつかめる!もう探さない人生」の文章を引用させていただきながら、紹介しました!
物を探さないようにするためには、物を減らすことがいちばんです☆
使える物を捨てることは、もったいないことだけど、探していた物がなくて、2度買いすることも、もったいないです。
加えて、物を探している時間も、もったいないです。
探さない人生を手に入れるために、是非手にとって読んでみてください。
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