我が家の洗面台はTOTOの実験用シンクSK106。もともとは病院用として作られたシンクを造作して洗面台にしてもらいました!
使い始めて早1年。
実験用シンクにしてよかったな~と思うメリットと、ここはこうしておけばよかった!と思うデメリットを書いていきます。
リフォームや新築を計画されていて、実験用シンクを使った造作洗面台にしようかな~と思っている方の参考にしていただけると嬉しいです(*´∇`*)
実験用シンクの洗面台 デメリットを上回るメリットとは?
実験用シンクはTOTOとINAXから販売されていますが、工務店と仕様決めしている時に
「インテリア好きさんの間で人気なのはTOTOのほうですよー」
と教えてもらったので、迷わずTOTOの実験用シンクにしました。
正直なところデメリットはあります。
でもそのデメリット以上に、買って良かった!と思った実験用シンクのメリットは、次の3点。
- 実験用と名がつくだけTOTO製は洗面ボールが広くて深い!
- シンプルだからインテリアにマッチする
- コストパフォーマンスが良い
では詳しく書いていきます~。
洗面ボールが広くて深い!
我が家の実験用シンクTOTOのSK106は、外形サイズ横760㎜×奥行き470㎜×深さ225㎜。内形サイズ横684mm×奥行き394mm×深さ200mm。
病院という激しい作業現場のために作られたものなので、とにかく広くて深い!
広いので、シンクに10リットルのバケツを置いた状態で放置しておいても、手を洗うぶんには問題ありません。大きな物を置いても邪魔にならないのです~(*´∇`*)
上下左右に広い空間があるので、ジャブジャブ洗えて実用的。使い勝手がバツグンです。
シンプルなデザイン
実験用シンクという名前。
しかも一般的には、病院用として使われているシンクというと、無機質なかんじがするんですが、実際に洗面所においてみると・・・
シンプルなので、どんな洗面所の雰囲気にもマッチしやすいデザインです☆
和テイストにもポップスタイル柄にも似合います☆
シンプルなデザインなので、好みの壁紙やタイルにマッチしてくれるのが嬉しいです(*´∇`*)
コストパフォーマンスが良い
市販されている洗面台だと、あらかじめ収納部分がついていたり、コンセントの差込口があったり、工夫されているので、安いものを探しても5万以上はしますよね?
低予算で自分の思うようなデザインや使い勝手が良さそうなものを探すのは一苦労です。
やはり良いと思う洗面台は、高いんですよ。( ̄. ̄;)
欲しいと思う物を見ちゃうと、妥協できなくなりますから・・・。
その点、実験用シンクはシンクだけなのでめちゃめちゃ安いことが魅力!
楽天市場では16884円!!税込み・送料別(2018年3月時点です)
この金額はシンクだけの価格なので、水栓金具や排水金具を別途買わなくてはいけないし、収納部分をどうするかなど、考えなくちゃいけないことはあります。
でも造作だと、必要な物だけそろえればいいので、無駄な物にお金をかけなくても済むので費用を抑えることができるというメリットがあるんです☆
実験用シンクのデメリットNO.1は水はね!
では、次に買う前には気が付かなかった、ここはイマイチだったな・・・と思うことを書いていきますね。
1年使って気が付いたデメリットは
- 水はねしやすいハンドルの下に水がたまってしまう
- ゴミやカスが排水口に流れていかない
- 陶器なので耐熱温度が低く衝撃に弱い
- オーバーフロー機構がないので放置できない
詳しく書いていきます。
実験用シンクは水はねしやすい!
実験用シンクは大きくて深い!
だから水はねなんてしない!と思っていたんですが、甘かったです。
確かに広いので水はねするといっても、床に跳ぶほどひどいことはありません。
でも、水栓金具壁付きにしないと、水はねするのでハンドルの下がびちょびちょになるほど濡れてしまうんですよ。
手を洗いするだけで水はねしています。まめにふき取らないと金具部分がさびてしまので、お掃除が大変です。これは大きな誤算でした!
ゴミやカスが排水口に流れていかない
TOTOの実験用シンクの底は水平で平ら。
排水口に向かってナナメに傾斜がないので、小さなゴミやカスでも、スムーズに排水口に流れていかないんですよ・・・。
靴を洗うときに出てくる砂利なんかも、残ったままです。
我が家の水栓金具は、ホースが伸びるタイプなので、ホースを伸ばしてゴミを流したりお掃除できるのでよかったですが、もしホースがなかったら、広いことがあだとなって、お手入れしにくかっただろうと思います。
TOTOの実験用シンクで洗面台やキッチンを造作する時は、シャワータイプでホースがついている水栓金具を必ず選んでくださいね(*´∇`*)
耐熱温度が低く衝撃に弱い
TOTOのSK106は、陶器製なので、ステンレスのシンクやホーローのシンクと比較すると耐熱温度が低いのが残念です。
耐熱温度は80度!洗面台に熱湯を流すことはあまりないと思いますが、熱湯はNGです。
また陶器製なので、重い物を落とすとヒビが入って割れる可能性があります。
私は以前別の陶器製のシンクに化粧品のボトルを落としたことがあるんですが、それだけでヒビが入ってしまいました(ノд・。)
実験用シンク自体は、2万円もあればネットで送料込み価格で買えますが、自分で取り付けるとなると困難なので気をつけましょう~!
オーバーフロー機構がない
家庭用の洗面台には、オーバーフロー機構がついているので、水があふれ出て床を水浸しにしてしまう心配はありません。
でもTOTOの実験用シンクはそのオーバーフロー機構がないので、水を出したままうっかり放置してしまうと、水があふれ出ちゃう可能性があるんです。
しかも!
シンクに入るだけ水を入れると、総重量は71kgを超えてしまうほど、たっぷり入るシンクなので、赤ちゃんを沐浴する予定がある方や満水にして使う目的がある方はカウンターの強度を上げるために補強しておくと安心して使えますよ(*´∇`*)
実験用シンクを造作洗面台にした感想
シンク自体はシンプルで大きく使い勝手が良いので気に入っています(*´∇`*)
子供が習字道具や絵の具のセットを洗うのにも便利だし、上履きや運動靴をバケツや洗面器に入れて洗うのも、広くて深いのでノンストレス!実用的です。
ただ最大のデメリットが「水はね」です。
こんなに水はねすることが事前に分かっていたら
- >壁付きの水栓金具
- グースネックタイプの水栓金具
どちらかにしていたのにな~と悔やんでいます。
グースネック水栓というのは、名前の由来通りガチョウの伸ばした首のように弓なりに曲がった形をした水栓のこと。
我が家のキッチンは、このグースネックタイプの水栓金具なんですが、おしゃれだし使い勝手もいいので気に入っています(*´∇`*)
グースネック水栓と実験用シンクを組み合わせると、こんなかんじになります。
壁付の水栓金具にすると、こんなかんじ。
壁付きタイプにするかグースネック水栓にしていたら、今より水はねしなくなってお掃除の回数も減っていたのに!
あと、水栓金具の色!
ステンレス色ではなくブラックにすると、更におしゃれだったなーと後悔しています。
実験用シンクがオススメの人
実験用シンクがオススメの人は、大きいシンクの洗面台を探している人です。
TOTOの実験用シンクなら、洗顔・歯磨き・うがい・手洗いだけでなく
- 靴や汚れ物の下洗い
- ベビーバスを置いて赤ちゃんの沐浴
- ペットのお風呂
- 洗髪
など、シンク内でジャブジャブ色々な物を洗うことができるので大活躍ですよ☆
シンプルなデザインで、コストパフォーマンスも良いので、造作洗面台にしたいな~と考えていらっしゃる方にもオススメします(*´∇`*)
今回ご紹介した実験用シンクはこちら!
今回ご紹介した実験用シンクはTOTO製のシンクSK106です。
病院用として利用されている流しですが、造作洗面台や造作キッチンとして人気が高いシンクです。
もし水はねすしやすいことが事前に分かっていたら、このグースネックタイプの水栓金具にしていたと思います☆
きめが細かく、水ハネの少ない快適シャワーと評判の水栓金具です(*´∇`*)
まとめ
今回の記事では、実験用シンクにしてよかったな~と思うメリットと、ここはこうしておけばよかった!と思うデメリットをまとめました!
造作洗面台やキッチンを作ろうかな~とお考えの方に参考にしていただけると嬉しいです。
- 実験用と名がつくだけTOTO製は洗面ボールが広くて深い!
- シンプルだからインテリアにマッチする
- コストパフォーマンスが良い
▼ 実験用シンクのデメリット
- 水はねしやすいハンドルの下に水がたまってしまう
- 底が平らなので、排水口に流れていかない
- 陶器なので耐熱温度が低く衝撃に弱い
- オーバーフロー機構がないので放置できない
▼ 最大のデメリットである水はねを回避するためには?
- 壁付の水栓金具にする
- グースネック水栓にする
造作洗面台やキッチンを作ろうとしたときに、一番参考になるのは実際に作っている大工さんからの情報と、実際に造作された物を使っている方に聞くのが確実です☆
インスタグラムでは、実際の写真や使用感のコメントが掲載されているので、とても参考になります~!
私も完成する前にチェックしておけば良かったと後悔しました。
インスタグラム、是非見てみてください☆
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