「断捨離の始め方を知りたい」
「これから断捨離を頑張って家の中を片づけたいけど、どこから手をつけたらいいんだろう?」
「具体的な断捨離の方法やコツを教えてほしい」
「断捨離しているけど、やり方が合っているのか不安・・・。」
そんな初心者のあなたに、汚部屋から脱出するために知っておいてほしい断捨離の極意をまとめました。
いくら断捨離の方法(やり方)を知っていても、部屋が片付かないのは、この極意を知らないからなのかも?
この極意を知ったら、停滞せずスムーズに物が減っていくはずです。
これから断捨離したいと思っている初心者のあなたはもちろんのこと、断捨離しているけど、停滞して進まないあなたももぜひ読んでみて下さい。
断捨離の極意
断捨離は単なる片づけ術ではない
断捨離は単なる片づけ術ではありません。
もっと奥深く、断捨離で物が減ることによって、空間が片付き、空間が片付くことによって、思考が整い、人生をも片づけてくれるものです。
断捨離とは何か?
物を捨てることの効果によってもたらせられるものを知ったら、断捨離せずにはいられなくなると思います(*´∇`*)
参考記事:断捨離とはどういう意味ですか?断捨離初心者のあなたへ
断捨離の目標を決める
断捨離を始める前に、なんのために断捨離をするのか断捨離の目標を決めましょう。
なんでもそうなんですが、人は目標がないとやる気が持続しません。
断捨離をすることで、どんな暮らしを得たいと思っていますか?
時間をとって、書き出してみてください。
例えば、断捨離の創設者であるやましたひでこ先生は「日々ごきげんで暮らすため」に断捨離されています。
私はというと
- 出かける前にカギやスマホを探すのはイヤ!探し物をなくしたい~
- 汚部屋で暮らすのはウンザリ!物を減らして快適に過ごしたい
- 足の踏み場がないほど、物が多い・・・。せめて床に物を置きたくない!
- 子供にだらしない親だと思われたくない・・・。
- 大事な書類を片づけて、どこに置いたか忘れてしまった!もうこんな思いは二度としたくない
- ホテルのようにスッキリとした空間にしたい
- 物を減らて、身軽になりたい
- 終活のために、とにかく要らないものは捨てたい
- 自分の部屋をパワースポットにしてくつろげる空間にしたい
- 物が多いだけで、イライラする~!ストレスから解消されたい
断捨離を始めたころは、こんなかんじでした。
ぱっと思いつかなければ「ごきげんでいるため」でもオッケーです。
断捨離の目的が物を捨てることにならないように、今の思いを書き出してみてください。
誰に見せるものでもないので、たくさん書き出してみましょう。
書き出したら、断捨離の目標は定期的に見直すといいですよ。
見返すと、少しずつ現実が目標に近づいていくことが実感できるので、ワクワクせずにはいられなくなります(*´∇`*)
で、後から思いついたことがあったら、ドンドン書き足してくださいね。
書き足すことで、どんどん理想の暮らしのイメージが具体的になっていきます。
- 途中で挫折しないため
- 理想の未来を具体化にイメージするため
- 捨てることを目的としないため
- 理想に近づいていることを確認するため
家族の物は断捨離しない
断捨離するのは自分の物だけ。
家族といえども、他人の物を捨てるのはご法度です。
なぜなら、いくらあなたにとって「いらない物」「無駄だと感じる物」であったとしても、家族にとっては愛着がある物かもしれないからです。
いくらチープな物でも「思い出の品」や「好きな人からもらった物」だったら、あなただって捨てられないでしょう?
勝手に捨てられちゃったら、怒っちゃいますよね?
家族の物を捨ててしまうと、険悪なムードになってしまい、断捨離しづらくなるので、絶対に捨てちゃだめです。
とはいえ、誰でも他人の物には愛着が薄く、自分の物には愛着があるので、他人の物は捨てやすく、自分の物は捨てにくくかんじてしまうので、注意してくださいね。
断捨離するのは自分の物だけと肝に銘じておきましょう。
断捨離する前に家の中のゴミを出し切る
断捨離をすると覚悟を決めたら、家の中にあるゴミを捨てることからはじめましょう~!
理由は、断捨離をする前にゴミを捨て切って、物の量を減らしておくと、断捨離が楽になるからです(*´∇`*)
というのも断捨離は、物を通じて自分の心と対話しながら、本当に必要物だけを残し、不要だと判断した物は、潔く手放していく作業です。
慣れるまで時間がかかり、エネルギーを消耗します。
ゴミと1つ1つ向き合う必要はありません。
ちょっと家の中を見渡してみてください。つぎのようなゴミを溜め込んでいませんか?
ゴミなのに家の中に溜め込みやすい物
- 読み終わった雑誌、新聞紙
- ダンボール、紙袋、空き箱
- ペットボトル、空き缶、空き瓶
- 財布の中のレシート
- 使い終わった電池、電球
- 賞味期限切れの食品、調味料、お菓子
- 割れたりヒビが入った食器
- 折れた傘
見つけたら、淡々とゴミ袋に入れていきましょう。
ここに含まれていなくても、あなたが「明らかにゴミだと思う物」「迷わず捨てれる物」「捨てても後悔ない物」は、どんどん捨ててくださいね。
ゴミを捨てると、当たり前のことですが、物が減りますよね?
すると部屋が広くなり、スッキリと感じるはずです(*´∇`*)
この物が減ったらスッキリするという体験は気持ちがいいので、病み付きになります。
ゴミを見つけたら、捨てずにいられなくなっちゃうし、ゴミを見つけて捨てることが楽しくなります。
ここを目指して「ゴミはないかな?」と家中を点検してから、断捨離を始めるようにしましょう~!
ちなみに順番を間違えて、1つ1つの物と向き合うことからはじめてしまうと、時間がかかるので、なかなか物を減らすことができません。
家の中にあるゴミを全部出し切ることが先。順番を間違えないでくださいね。
迷う物は後回し。
捨てやすいものからどんどん捨てましょう。
毎日「ゴミを捨てる」ことをすると、物が確実に減りますよ
断捨離で捨ててはいけない物&捨てると後悔しやすい物を把握する
ゴミを捨てきったら、すぐに断捨離をはじめたいですよね。
でも、ちょっと待ってください~。
断捨離をする前に、あらかじめ、絶対捨てたらだめな物や捨てると後悔しやすい物を知っておきましょう!
はじめから「いる物」と「いらない物」を正確に見極めることは難しいので、本当は必要なのに不要だと判断して、捨ててしまうことがあります。
買えないものを捨ててしまって後悔すると、テンションが下がって断捨離が停滞します。
また捨てることが怖くなります。
逆に捨ててはいけないものや後悔しないものを知っておくとドンドン捨てれますよ。
参考記事:断捨離で捨ててはいけないもの&捨てると後悔しやすいもの
正しい断捨離の方法を知る
お待たせしました!ここからが断捨離の本番です。
断捨離の正しい方法とコツをお伝えします。
断捨離は正しい方法とコツを知って順番を守りさえすれば、みるみるうちに物が減っていきます。
物が多ければ多いほど、そのぶん時間と労力はかかりますが、この方法でやれば、確実に物は減っていきます(*´∇`*)
断捨離の方法とコツ|正しい順番から捨て方まで解説【初心者向け】
捨てられない物の対処法
断捨離をしていく中で立ちはだかるのが「捨てたいのに捨てられない」壁です。
購入した時に高かった物、まだ使えるものは、捨てられないですよね。
そんなときは、どうしたら手放せるかな?と考えてみてください。
捨てる以外に手放す方法は、ざっくりと3つ。
- 人にあげる
- 団体へ寄付する
- 売る(買取してもらう)
私が一番おすすめなのは、売るです。
物によっては、高値にならない物もありますが、人に譲るにしても、寄付するにしてもお金にはなりませんから、二束三文でも得することになります。
今は、便利な時代になって、不用品はダンボールに入れることさえすれば、あとは、業者の方に丸投げでOK。
自宅まで集荷してくれて、査定金額はパソコンやスマホで確認できます。
金額に納得がいけば、指定口座に振り込んでくれるのを待つだけ。納得がいかなければ、返品してもらえばいいだけです。
送料や手数料が無料の業者を選べば、赤字になることもありません。
参考記事:【宅配買取】なんでもOK!おすすめの業者ランキング
売るか、捨てるかを迷ったら
売るか、捨てるかどっちが正しいんでしょう?
個人的には、売る、捨てる、どっちでもいいと思います。
手放すことができたら、どちらを選んでもOK。
手放しやすいほうでいいと思ってます。
売るのは面倒だから、捨てたいと思ったら、捨てればいいです。
もったいないから売りたいと思ったら、売ればいいですよ。
ただ、世の中には空白の法則という法則があって、手放したら手放した分だけ、何かしら穴埋め的に手に入るものがあるそうです。
売った場合は、穴埋めとしてお金が手に入ります。
捨てた場合は、穴埋めとして何が手に入るかは分かりません。お楽しみです。
なので、断捨離の創設者であるやましたひでこ先生は「捨てること」をおすすめされています。
もしかしたら、お金以上の物が手に入るかもしれないからです(*´∇`*)
でも私は「こんなに高く売れるなら、捨てずに売ればよかった!」と後悔したことがあるので、後悔しないように、売れる物は売りたいという気持ちの方が強いです。
まとめると、あなたが手放せるのなら、手段は「売る」「捨てる」どっちでもいいですよ。
参考記事:空白の法則の効果を実感すると、さらに断捨離が加速する話
断捨離できない自分を責めない
断捨離できない自分を責めないようにしましょう。
「物を減らしたいけど、捨てられない」と葛藤して、結局捨てられない日がある、なんてことがしょっちゅうでした。
気分が乗る日もあれば、乗らない日もあります。
お仕事が忙しければ、家事や断捨離が二の次になってしまうことだってありますよ。
できなかったからと言って、自分を責めちゃだめですよ。
昨日より1個だけでも
- 物が減った!
- 物を使いきった!
- ゴミが減った!
どれも、合格です。
ちゃんとできてますよ(*´∇`*)
がっつりやっていなくても、立派な断捨離です。
断捨離に終わりはない
断捨離に終わりはありません。断捨離は、死ぬまで続きます。
死ぬまでというと、大袈裟かもしれませんが、年老いても元気で動けるうちは、ずっと断捨離生活が続きます。
なぜかというと、元気なうちは、買い物しますよね?
買い物をするということは、家の中にある物が増える、ということです。
買い物をして増えた分、使いきったり、捨てなければ、増え続けてしまいます。
だから断捨離は、元気で生きて言う間はずっとするものです。
でも安心してください。
辛い日々はずっとは続きません。
なぜなら、サヨナラする時に、辛い思いをしたくないので、そういった物は買わなくなるからです。
買う時に捨てる時のことを考えて買うようになるので、必要な物だったり、本当にほしい物だけしか買わなくなります。
だからいったん、グッと物を減らすことができれば、あとは楽なので、悲観しないでくださいね。
まとめ
本記事では、本格的に断捨離を取り組む前に知っておいてほしい断捨離の極意をまとめました。
いくら断捨離の方法をかじって知っていても、その根底にある知識がなければ、上手くはいきません。
その知識をまとめたものが、この極意です。
自信を持って断捨離に挑んでください~!
もし断捨離に悩んだり、停滞してしまったら、この原点に戻ってくださいね(*´∇`*)