愛犬の体をウヨウヨとはっているノミを発見した時、ぎょっとすると同時に、めちゃめちゃショックですよね。
あまりの痒さに、夜中じゅうキャイーンと鳴き続けたり、尻尾や耳のあたりを噛むしぐさをしている姿を見ると、辛くて切なく申し訳ない気持ちになります。
飼い主としては、愛犬にノミがついたら一刻も早くノミを取ってあげたい~~!!
けど、どうしたらいいのか分からない・・・というあなたのために。
今回の記事では、
我が家の愛犬「ちょこまろ」にノミがついた時に、
- 獣医さんから聞いた犬のノミを駆除する方法
- 病院で駆除した薬・かかった料金
などをまとめました。
ちょこまろは、ノミを発見してから2日間ほどでかゆがらなくなりました(*´∇`*)
ぜひ参考になさってください。
犬のノミを駆除する方法
獣医さんに聞いたノミの取り方、効果的な駆除の方法は次の通りです。
- ノミの駆除薬を投与する
- 犬の体からノミ・死骸・糞を取り除く
- 犬からノミダニを予防する
順に詳しく説明していきますね。
ノミの駆除薬を投与する
体についたノミを退治せずにほうっておくと、どんどん寄生して増えてしまいます。
一刻も早く全滅させるためには、フロントラインプラスなどのスポット薬(液体)が効果的!
このスポット薬を、犬が舐められない首筋(肩甲骨の間)の辺りの毛をかき分けて、液体の薬をたらすだけでOKです。
24時間以内に薬の成分が犬の全身に行き渡って、ノミが薬の成分に接触すると死ぬという仕組みになっています。
フロントラインプラスは、ネットで購入することもできるけど、副作用などの心配があるので、動物病院へ行って相談するのが確実です。
またスーパーやホームセンターにも色々なスポット薬は安く売られていますよね?
使ってみたけれど、個人的にはフロントラインプラスほどの効果や即効性はあまりかんじませんでした。
なので安全に、そしてすぐにノミを駆除してあげたいなら、動物病院へ行って相談したほうが良いと思います。
犬の体からノミ・死骸・糞を取り除く
フロントラインプラスなどのスポット薬を投与すると、犬に寄生したノミを駆除したり、卵の孵化や成長を妨げることができます。
でも、ノミの死骸やふん、卵は、犬の体についたまま・・・なのです。
いくらノミが駆除できても、体に死骸やふんが残っている状態だと、犬はかゆいみたいで、残っている部分をかきむしったり、噛んだりし続けます。
なので、薬を投与しても放置しないで、目の細かいノミ取りグシで取り除いてあげてください~!
ノミ取りグシは、ブラッシング用のくしよりさらに間隔が狭くなっているので、小さい糞も取れます☆
フロントラインプラスであれば、24時間以上経っていたら、シャンプーが可能になります。
シャンプーしてスッキリさせてあげてください(*´∇`*)
スポット薬によって、犬の体に浸透する時間が違うので、シャンプーができるタイミングも違います。
シャンプーができるタイミングは必ず確認してくだださいね。
投与してから24時間以内は、ノミ取りグシで取り除く。
24時間経過したら、シャンプーして取り除く。
もしかしたら、シャンプーしても取り除け切れていないかもしれないので、ノミの糞や死骸を確認して、あげてください~。
ここまですると、かゆがることも、なくなります。
犬からノミダニを予防する
ノミやダニって、どこにでもいるんですって!
猫と同居している犬、散歩している犬だけでなく、室内犬でも、ノミやダニが体につくことはあるのだそうです~。
予防するかしないかは、飼い主さん次第。
獣医さんの話しによると、昔と比べると、予防している人のほうが多いけど、強制ではないので、フェラニアの予防はしても、ノミやダニの予防はしていない飼い主さんもいらっしゃるそうです。
動物病院に行くと、ノミ・ダニの予防のための飲み薬と、スポットタイプの薬があります。
どちらも効果の期間は1ヶ月ほど。
なので飼い主の好きな方を選べばいいなけど、飲み薬のほうは、フェラニアにも効果があるので、私は飲み薬を選んで飲ませています。
愛犬にノミがついた原因は?
なぜうちの愛犬にノミがついたかというと、市販されているスポットタイプをつけていたことはつけていたんですが
スポット薬を付けてから1ヶ月以上経っていたからです。
もしきちんと1ヶ月間隔でスポット薬をつけていたら、ノミがついても寄生するまえに死んでしまっていたんじゃないかな~と思います。
でも、ノミの死骸や糞は残ったままなので、ノミ取りグシは必要!
死骸や糞を見つけるためには、日々のブラッシングは必要だし、ノミを取り除くために定期的なシャンプーも必要だなと思いました。
犬のノミの駆除のために病院に行くべき?
駆除の薬は、動物病院に行かなくても、スーパーでも買えるし、今どきネットでも手軽に買えたりします。
動物病院に行くと、薬代のほかに、初診料や再診料もかかるので、割高。
だから私は、愛犬にノミを見つけたとき、スポット薬をスーパーで買って、愛犬の首の辺りに垂らして、様子を見ていました。
でも、1日経ってもノミはぴんぴんして、愛犬の体にウヨウヨといたんです・・・。
「あれ?もしかして効果がないのかな?」と思って、動物病院に連れて行って、事情を説明すると・・・
「市販の薬でも効果があるはずだから、おかしいね~。もしかしたら犬の体重に比べて、薬の量が少なかったのかもしれないよ」と言われました。
自宅に帰ってみてみると、パッケージには、体重5キロまでの犬用と書かれているのを確認。
うちの愛犬は6キロくらいなので、先生がおっしゃるように薬の量が足りなくて効果がなかったのかもしれません・・・。
スーパーで安い物を選んで買ったので、そこまで見ていなかったのです・・・。
結局私は、市販で買った代金+動物病院で支払った費用がかかったので、痛い出費となりました。
私のようにあまり詳しくない飼い主さんや、一刻も早く愛犬の体からノミを駆除したいと思われる飼い主さんは、動物病院へいったほうがよいと思います。
犬のノミの駆除にかかった費用は?
うちの愛犬を駆除するためにかかった費用をご紹介します。
ノミの駆除薬(家でつけたもの)
スーパーで買ったノミの駆除薬500円くらい。
買った駆除薬はこれです。
体重によって内容量が違うので購入する時は、注意が必要です。
うちの愛犬はトイプードルなので、トイプードルの絵柄の駆除薬を買えば間違いないだろうと思っていましたが、チェックするのは絵柄ではなく、体重です・・・。
体重が5キロ未満の時は、小型用。
5キロ以上の時は、中型犬用じゃないと、効果が発揮されず、ダニが駆除できません。
動物病院での費用
うちは、アニコムの医療費が半額になるペット保険に入っているので、初診料や治療や処置代は半額になるはずなんですが・・・
フロントラインプラスはノミ・ダニの駆除薬でもあるんだけど、予防薬でもあるので、半額の対象にはならないと言われ、全部での費用が
2,500円くらいだったと記憶しています。
なので、ペット保険に入っていなかったら、3,000円くらいかと。
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスジャパン フロントライン プラス ドッグ S (5kg~10kg未満) 6ピペット (動物用医薬品) | ||||
|
ノミ取りグシ
ドギーマン ハニースマイル ノミ取りグシ | ||||
|
私は急いでスーパーにあったクシ(600円くらい)を買っただけです。
ノミ取りグシには
- コンパクトタイプのクシ(私が買ったもの)
- 柄付きのクシ
- 捕獲ケースつきのクシ
- 電動吸引タイプのクシ
色々な種類があって、お値段も500円くらいから2,000円以上のクシまであります。
ノミの死骸や糞を取り除くだけなら、安いので十分ですが、生きているノミを捕獲しようとすると捕獲ケース付きのクシや電動吸引タイプのクシのほうが良いかもしれません。
私が買ったコンパクトタイプのクシは、耳の裏や顔など細かいところを梳かしやすいです。
柄付きのクシは大型犬に向いているとかんじました。
ノミ取りグシは、予算やあなたの愛犬に合わせて、1つはあると便利で良いと思います(*´∇`*)
まとめ
愛犬にノミがついたら、つぎのような手順でノミを駆除してあげてください~!
◆ 獣医さんに聞いた!愛犬のノミの取り方
- ノミの駆除薬を投与する
- 犬の体からノミ・死骸・糞を取り除く
- 犬からノミダニを予防する
ノミやダニは、動物病院にまで行かなくても、市販の薬を買って家で駆除することはできると思います。
実際私も、市販の薬で様子を見たんですが、「本当に駆除できるんだろうか?」「いつになったらかゆがらなくなるんだろう?」なんて、私は心配でした。
はじめから動物病院に行けばよかった・・・。そのほうが安心だった!と後悔したので、愛犬の体にノミを発見してしまったら、まずは動物病院へ行くことをおすすめします(*´∇`*)